赤い幕が上がり、白シャツに赤いパンツ姿の5人が姿を現す。ステージの両側には「奇天烈」の文字がドンと構えられた有明アリーナ。開始の合図とともに炎が舞い、5人が「Act-Show」で熱気をまとう。曲ラストにはスライディングポーズと同時に音玉が鳴り響く。8月23日、全国アリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」の東京・有明アリーナ公演は、ド派手なオープニングで幕を開けた。
おなじみのド派手な衣装で登場した岩﨑
今冬、ユニバーサル ミュージックからメジャーデビューが決まったKEY TO LIT(キテレツ)。事務所のDNAを大切にしながら伝統を更新し、次の世代へと繋いでいく——その想いを胸に、キテレツの磨き上げられた個性がステージで輝いた。
「いくぞ、有明!」。猪狩蒼弥が声を張り上げ、和風アレンジの自己紹介ラップ「KITERETSU FIRE」に突入。増上寺でのデビュー発表でも披露した曲に乗り、キテレツらしい派手な羽織を身にまとい客席を練り歩いた。ジャズコーナーでは東山紀之(少年隊)「Be COOL」を5人でカバー。青いストライプの衣装で花道に並び、息の合ったジャケットプレイをクールに決める。
ライブでは新曲も多数披露。サマーファッションの5人が夏を彩る「Never Fade Love」はグループ初のポップなラブソング。増上寺でも披露した「KEY 2 LIGHT」は力強い歌詞でデビューへの一歩を踏み出す。佐々木と猪狩が振付を担当した「HIT THE DRUM」は、天下を狙う勢いを見せつけるダンスナンバー。ド派手な特効をバックに攻撃的なビートを叩きつけた。ラストは「WAKE UP THE FOOL」。客席をくまなく駆け回り、猪狩が「俺たちを見ろ!俺たちがKEY TO LITだ!」と雄たけびを上げた。
近づく猪狩と中村
フィナーレは、5人が一人ずつ想いを語り合う。グループの目標について岩﨑は「この事務所で史上最高傑作と呼ばれる存在になりたい。そして、KEY TO LITで3年以内にドームに立つことを約束します」と宣言。
丁寧に歌い上げる井上
井上瑞稀は、「これだけ多くの素敵な方たちがいるなかで選んでもらえて、僕はみんなの人生の一部を預かって側にいてもらえているという気持ち。なので、これから人生を懸けて皆様に恩返ししていこうと思います」と話した。
佐々木はキテレツ結成の原点に触れて、「メンバー4人から『大光はありのままでいいんだよ』と言ってもらった。その言葉にすごく救われたし、ありのままの自分を受け止めて愛してくれたことが嬉しかった。だからもっと自分を磨いて、このグループに貢献していきます」と力を込めた。中村は17年間のジュニア人生を振り返って「ここまで本当に色々なことがありました。楽しいことも、そうじゃないことも。どんなときも俺のことを信じて応援し続けてくれたあなたがいたことを俺は誰よりもわかっています。これからもあなたのため、俺のために、KEY TO LITの中村嶺亜としてアイドルであり続けます」と笑顔を見せた。