棚橋弘至「社長としての花道は、まだまだこれから」連載リニューアルで語る新たな決意
新日本プロレスの人気プロレスラーにして「100年に一人の逸材」と言わしめ、プロレスラーを引退したばかりの第11代社長(’23年12月就任)棚橋弘至が、日々の激務のなかでひらめいたビジネス哲学を綴っていく。今回は「引退とリニューアル」について。棚橋社長はいったいどんな結論に至ったのか。(以下、棚橋弘至氏の寄稿)
’24年5月14日発売号から始まった「トップロープより愛を込めて」、今回でいったん引退試合です。
’23年12月23日付で新日本プロレスの代表取締役社長に就任し、新米社長のビジネス奮闘記として始まったのがこの連載でした。
次回からこの連載はリニューアル。
でも「終わる」という表現よりも、僕が経験した「現役プロレスラー」から「現役プロレスラー兼社長」、そして「社長」へ、という感覚に近いかもしれません。

たとえ現役を降りたとしても、僕はこうして社長として、まだ経営の最前線に立ち続けている。
だから今回の連載リニューアルも、「引退」であって「終了」ではありません。
思い返せば、この連載タイトルについても、僕が今も「経営」という名のリングで、「トップロープに立ち続けたい」という気持ちから名付けたものでした。
一番高い場所から見える景色を、読者の皆さん、ファンの皆さんとも共有したい……そんな思いをタイトルに込めていました。
社長に就任してこの約2年半、数字を睨みながら、会社を運営していくことの楽しさ、難しさ、そして厳しさを学びました。
新日本プロレスの現状。社長としての決断のこと。
そういった経営者目線で見えてきたものを、正直に、飾らずにここで綴ってきたつもりです。
この連載を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
新日本プロレスの社長として抱く野望は、プロレスの価値をリングの外にも広げていくこと。その結果、「新日本プロレス、面白いことやっているね」と言われるような会社にすること。
そして、社員一人ひとりが「この会社で働けてよかった」と思える職場をつくっていくこと。

数字も、仕組みも、社員からの信頼も、正直まだ道半ばにいます。
社長としての花道は、まだまだこれからですよ、と。
そして、絶対、痩せて、引き締まった社長に戻ってみせます……!
「トップロープより愛を込めて」、いったん引退。
でも、新しい形でまた戻ってきます。
次回からの連載では、ビジネスの話に限らず、間もなく11月13日で50代に足を踏み入れる、一人の人間としての棚橋弘至の“今”を、赤裸々にさらけ出していきたいと思っています。
「100年に一人の逸材」が社長を務める会社?
どんな景色を見せられるのか……!?
V字回復確定なんじゃないのー!
フォーー!!
これからの新日本プロレスも、どうぞ楽しみにしていてくださいね!
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」
vol.83 経営というリングで「トップロープに立ち続けたい」

棚橋弘至 ©新日本プロレス

新オフィスに移転。ライオンマークを見ると気持ちが引き締まるね。体も引き締まれ! ©新日本プロレス
今週のオレ社訓 ~This Week’s LESSON~
社長としての花道は、まだこれから。絶対、引き締まった社長に戻る! <文/棚橋弘至 写真/©新日本プロレス>1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」
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