近年増加中の(闇)老人犯罪手口はコレだ!

超高齢化社会とともに、増え続ける高齢犯罪者。手を染める犯罪もドラッグの運び屋や闇金、闇名簿作成と広がりを見せ、集団化しているというのだ。カネのある高齢者を騙し、喰い物にする高齢犯罪者たち。真面目に生きてきたにもかかわらず、彼らはなぜ犯罪に走ってしまうのか? その手口とともに、闇老人急増の実態を追った!

◆闇老人の犯罪手口1
スナックのママがバイアグラ購入の高齢者をハメる!

 70歳を過ぎても、衰えない性欲。そんなパワフルな高齢者が、スナックなどの飲食店を「バイアグラなど勃起薬購入のコネをつくる社交場」として利用するケースがある。そんなスナックの常連客をハメる犯罪が横行しているというのだ。

「大体、絵を描くのはスナックを経営するババア。バイアグラを買うジジイに中年ホステスを紹介したら、ほぼ100%寝ちゃうからね。あとは、ババアの指示で車を買わせて転売したり、結婚詐欺したりして資産を奪っていく。ほかにも中年ホステスの彼氏を名乗るチンピラが登場して美人局したり、やりたい放題。クスリを飲んでまでお店に来るようなジジイは、カネが有り余っているからね」(飲食店経営者)

◆闇老人の犯罪手口2
宅配業者に化けて二世帯住宅を狙う代引き詐欺!

 高齢者の個人情報がリスト化された闇名簿の中には、息子や娘の名前まで明記された「二世帯住宅名簿」も存在する。それを使って行われるのが、代引き詐欺だ。

「手口は簡単。まずダンボール箱に息子宛の偽造された発送伝票を貼り、息子世帯が留守の時間帯を狙って宅配する。もちろん宅配業者の制服を着ているから、そう簡単にはわからない。親世帯の高齢者が出て来たら『息子さん宛の代引きなんですが、留守みたいなので代わりに払ってもらえませんか』って。大体5万~10万円ぐらいなら、簡単に立て替えてくれる。箱の中は適当にゴミでも詰めとけばOK。きちんと領収伝票に印鑑をもらっていたら、即撤退。名簿作成だけでなく、この宅配業者役をする老人もいるよ」(前出・S)

 流出元の多くは「企業の定年退職者名簿」を基に、二世帯住宅居住者を抜粋したもの。闇老人はかつての同僚すら喰い物にしている。

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発送伝票は実在の宅配業者のものを正確に再現。極めて成功率の高い詐欺なのだとか

◆闇老人の犯罪手口3
開催場所を転々とバスで移動するSF商法サクラ旅団

 高齢者を騙す悪徳商法の代表的な手口として定番なのが、催眠商法(以下、SF商法)。無料プレゼントをエサに高齢者を集めて商品説明会を開き、その場の雰囲気で高額な布団や健康用品などを押し売るというものだ。そのSF商法を各地で行う”サクラ旅団”なる高齢者集団が存在するという。

「そもそもSF商法の講演会は同じ日にいくつもの会場で時間差で行われることが多い。その会場にサクラの高齢者を紛れ込ませるため、組織してマイクロバスで説明会会場を次々と回るんです。サクラと言っても報酬は各会場でもらえる無料プレゼントだけ。それでも一つの地域で何十人もサクラを組織できることもありますね」(SF商法業者)

 サクラの高齢者たちは悪徳商法の片棒を担いでいる意識があっても、たった数百円の景品のために協力を惜しまないのだとか。

「自分が得をすれば、目の前で人が騙されても平気。もう日本の高齢者にモラルなんかないですよ」

― 犯罪集団化する[(闇)老人]が急増中【5】 ―




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