女子の“おひとり様用”[貧乏飯]レシピ集
旦那や彼氏のために手の込んだ料理を振舞いたい女性は多いが、ひとりで食べる料理はどんなものをつくっているのだろうか?
「誰かのためにつくるときは、お金と手間をかけるけど、ひとりのときは面倒だし、自分のために豪勢にしてもなぁって。だいたいお茶漬けとかたまごかけご飯で済ませちゃいます」(26歳・派遣)、「ひとりだと味噌汁にご飯、おかずをつけたとしても焼くだけのししゃもとか、ですね」(30歳・広告)
と、他人は知らない女性のひとりご飯。それは、手間もお金もかけない“貧乏飯”でもある。お茶漬けやたまごかけご飯じゃつまらない!! 女性らしい創意工夫のこもった自分だけが「ウマイ!」と唸る門外不出の究極のレシピを一挙公開しよう。
<とにかくご飯を喰らう!>
■たまご丼
「生卵をレンジで40~50秒ほどチンして、ご飯に乗せてめんつゆをかけて食べます! ゴマやネギが常備されていればかなり贅沢です!」(27歳・人事)
■貧乏炊き込みご飯
「賞味期限の過ぎた干し魚をお米と一緒に炊きます。だしに使った後の昆布も細かく刻んで炊くのもいいですね。ネギの根っこを捨てずにとっておき、ベランダで栽培しているので、それを刻んで乗せると、少し豊かな気分になれますよ」(26歳・営業)
■ハムライス
「ハムは高価ですが、特に使う予定がなく余ったときに、細かく切ってご飯と混ぜます。ハムのほんのりした味でご飯が意外と進みます」(33歳・販売)
■ネギバカ丼
「長ネギを細かく刻み、ごま油と塩で味付けをして、ご飯にこんもり乗せます。焼肉屋のメニューにあったので実践しています」(25歳・公務員)
<むしろ本物よりウマイ!? なんちゃって料理>
■気持ちナポリタン
「そうめんを硬めに茹でて、ケチャップで炒めるだけです。最初はパスタがないときに代用していたのですが、時間がかからないので、むしろこっちをよく食べます」(30歳・出版)
■手作りしょぼいピザ
「戸棚の中の小麦粉を水で練ってフライパンで焼いて、ケチャップとマヨネーズをかけます。他人にはふるまえないけど、地味においしいです」(26歳・飲食)
■残り物ベジタブルカレー
「傷んだ残り物の野菜を炒めて、カレー粉で味をつけて少量のめんつゆでのばしただけのカレーをよくつくって食べます」(32歳・アパレル)
■新感覚カルボナーラ
「パスタの麺は大量に保持してあるので、毎回違うドレッシングをかけて楽しんでいます。クリーミー系のドレッシングがカルボナーラっぽくなります」(29歳・事務)
<時間をかけずにできる副菜>
■味噌汁ホイコーロー
「インスタント味噌汁の味噌でキャベツを炒めます。簡単だし、味の失敗はありません」(32歳・問屋)
■もやしのステーキ
「小麦粉を水でといたものでもやしをつなぎ、ステーキのようにフライパンで焼きます。塩コショウでもよし、しょうゆでもよし、ソースをかけて気分を出すのもよしです」(29歳・経理)
<貧乏飯>
■極薄サンドイッチ
「パンは意外と厚切りでも薄切りでも満足感があまり変わらないので、8枚切りをさらに半分の厚さにした極薄トーストに大量の具(安売り野菜と卵)をはさんで、得した気分に浸っています」(27歳・教員)
■エンドレスおかゆ
「茶碗一杯のご飯でおかゆをつくると、かなりの量になり、翌日に持ち越せます。それをさらに水でゆるめると増えるので、さらにあまったおかゆを翌日に持ち越します。最後のほうになるとお湯だけみたいになりますが、ギリギリまで楽しみます」(25歳・総務)
たとえ給料日前だって少しの工夫でおいしいひとりご飯が楽しめるのだ。参考に(なるなら)していただきたい。
取材・文/まいまい
『花のズボラ飯』 「今ならアタシ ブタと呼ばれてもいいっ」 |
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