芸能人と一般人の交際・結婚報道が出るたびに、自分には無縁の話と思いながらも「どこで出会い、どうやって口説いたのか？」と気になってしまうものだ。そこで、実際に芸能人と交際まで漕ぎ着けた一般人を取材し、その顛末を聞いてみた——。 　男性なら一度はお世話になったことがあるAV。しかし、多くの人にとっては未知の世界。ごく普通の一般企業で働く会社員であれば、セクシー女優との接点なんてまずないはずだ。 　中堅ゼネコンに勤める畑山健人さん（仮名・39歳）は、30歳のころ、ライターをしていた高校時代からの友人から合コンに誘われる。しかも、相手は全員、風俗嬢。それを聞いて俄然テンションが上がったのは言うまでもない。 「そいつは仕事柄、そっち方面の知り合いが多いらしいんです。私も合コンはそれなりに経験してきましたが、風俗で働いているコとは当然初めて。しかも当日、本人から聞いて知りましたが、セクシー女優を兼業しているコもいたんです。いやぁ、あれは嬉しいサプライズでしたね（笑）」 　個室居酒屋の一室で行われた合コンに参加したのは、3対3の計6人。兼業セクシー女優だったのは彼の隣に座っていた当時20代半ばのエミさん（仮名）。ただし、セクシー女優といっても企画女優で撮影の仕事は月1～2本。仕事の中心はあくまで風俗だったそうだ。 「彼女たちは同じデリヘルの同僚らしく、プライベートでも食事やカラオケによく行く仲だと話していました。けど、自分はただの素人。いくら相手が風俗やAVの仕事をしてるからって仕事の話とか聞くのって失礼じゃないですか。だから、本人を目の前にしながら当たり障りのない会話しかできないヘタレっぷりを晒していました（苦笑）」 　その様子を察したライターの友人が「何すましてんだよ。コイツ、みんなに聞きたいことがいろいろあるんだって」とフォロー。おかげでそれからは彼女たちの仕事のこと、AVの撮影秘話など「ウラ話を聞くことができました」と満足そうに振り返る。 「ただ、女優が絶頂を迎えるシーンがほとんど演技という話はショックでしたね。彼女も撮影現場で監督から“演技指導”を受けたことがあるそうです。まあ、こっちも性癖や過去の性体験について質問攻めに遭い、友人にも語ったことがなかった恥ずかしいエピソードの数々を披露することになってしまいましたが（笑）」