カーテンの隙間から太陽の光が差し込む、穏やかな休日の朝。「せっかくの休みだし、気分転換に外、出ない？」と誘う芹澤優。散歩をしたり、公園でバドミントンをしたり、自転車に乗ったりと、気分転換のために家の外に出ることを大切にしている。 「外で太陽を浴びるのがいちばんの気分転換になりますね。バドミントンは小さい頃に妹とよくやってた記憶があります。高校時代は自転車通学で、家から最寄り駅までと、学校とその最寄り駅で乗る用の2台持ち。仕事現場まで自転車で行ってた時期もあるから、慣れたもんです」 　自宅で旬の魚をさばき、お造りに煮付け、味噌汁などまるまる一尾を使ったフルコースもお手のものという芹澤。SNSに渾身の料理写真をアップすることも多いが、これも気持ちを切り替える手段になっている。 「材料を買い込んで、食材に包丁を入れて……って感じで、凝った料理を作ってる間は無心になれるので、もやもやしたことを考えなくて済むんです。最後においしいご褒美が自分の胃袋に入る。最高の趣味です」 　日常生活のなかで遭遇する子どもを見て心がなごむことも。 「今日撮影した公園で子どもたちが楽しそうにだるまさんがころんだをやってて、ほっこりしましたね。泣いてる子を見ても、自分だったらどうあやすかなって妄想するのが好きだし、自分が母親だったら怒らなきゃいけないときも多いだろうけど、姪っ子のことは思う存分甘やかしちゃってます。楽しく遊んでても泣いてても、どんな姿を見ていてもなごみます。i☆Risのライブを見に来てはしゃいでたり、家でDVDを見ながらまねして踊ってくれてるのを見ると、心が癒やされる……」 　アイドル、声優、ソロ活動と目まぐるしい日々の活動は、姪っ子の癒やしによって支えられているのだ。

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【芹澤 優】Yu Serizawa ’94年、東京都生まれ。ソロアーティストとしても活躍。普段は特別に運動することはないというが「グループとソロを含め、常にライブで歌って踊る有酸素運動をしているので、持久力はあります！」 撮影／尾藤能暢　ヘアメイク／門口明加　スタイリング／津野真吾(impiger)　衣装協力／ BRAND SELECT　取材・文／森ユースケ