女の相づち「なるほどですね~」の本音は○○だった
―[OLの[建前⇔本音]翻訳辞典]―
そもそも女とは、建前と本音を駆使する生き物だが、職場で女の建前を鵜呑みにすると、思わぬところで敵をつくったり、オフィスラブの好機を逃すこともある。「オンナの建前」を読解するのは、社会人の必須スキルといえよう。今回はOLとの仕事でのやりとりに隠された本音を解説する!
<仕事でのやりとり>
※カッコ内は建前指数(25~35歳未婚女性100人のうち「私もその意味で使っている」と答えた人数)
◆【建前】これで大丈夫ですよね?
◆【本音】話しかけたい(建前指数72)
【解説】
書類の確認などを口実に、気になる男性に話しかけるときに使う建前。「『初歩的な質問なんですけど~』をつければ、どんなネタでも話しかける口実になる」(24歳・メーカー)なんて手練れも。
【類例】
「何かお役に立てることあります?」は、「そばにいさせて」の意になる(建前指数81)。これを言ってくる女性と、仕事上での接点が薄ければ薄いほど、好意を持たれている可能性は高くなる。「どうにか接点を持ちたくて使うときがあります♪」(28歳・銀行)。好みのタイプなら、何か頼んでお礼に飲みに誘うといいだろう。
◆【建前】なるほどですね~
◆【本音】話ながっ(建前指数91)
【解説】
「なるほど」はともかく、“ですね~”で聞き流されていること確定。「『よろしかったでしょうか』並みに心ないマニュアルセリフ。全然聞いてない」(23歳・音楽関係)。
【注意】
同じ相槌を連続で使うようになったら、相手はまるで聞いていないし、それがバレても構わないくらいにウンザリしている。「話が長くなるのはオッサン化の証し」(25歳・建設)なんて声もあるので要注意だ。
◆【建前】PCといえば、山田さんですよね
◆【本音】困ったときだけ関わりたい(建前指数71)
【解説】
こんなことを言われたら、張り切ってご奉仕したくなるのが男心である。しかし、「普段は特に関わりたくないけど、困ったときだけ持ち上げて、都合よく使う相手に言うセリフ」(27歳・行政書士)。残念ながら、本音はコレである。「ジャンルごとに、困ったときに役立つ人をマークしている」(24歳・卸売)なんてOLも存在した。働く女はしたたかだ。
◆【建前】忙しいもん、片付けてる時間なんてないですよね
◆【本音】早く片付けてよ(建前指数94)
【解説】
理解を示したフリをしているが、「片付け」に意識が向くようにしている点に注目。「時間“なんて”」にイヤミが込められている。
◆【建前】ビジネス書とかよく読むんですか~?
◆【本音】スッカスカ!(建前指数93)
【解説】
カタカナビジネス用語を多用するなど、ビジネス書や自己啓発本の影響が透けて見える相手に使う建前。「『本に書いてあったんだけど』、と出典を明らかにされると鼻につかない」(26歳・電機)との声も。
【類例】
しょっちゅうガジェットを買い替えては自慢するなどの行為が鼻についている場合は、「新しいもの好きですよね~」が使われる。「買い替えてるヒマがあったら、目の前の仕事をしてよと思ってしまう」(28歳・保険)、「そういうのに頼らなきゃ仕事ができないのか、というイヤミになる」(29歳・不動産)とのことなので、思い当たる人は自粛しよう。
そのほかにも…
◆【建前】いつも頑張ってますよね
◆【本音】いつだって、あなたのこと見てる(75)
◆【建前】何度もお電話しちゃって
◆【本音】すみませんさっさと出てよ(78)
◆【建前】すっごく仕事丁寧ですよね
◆【本音】仕事おそっ(85)
◆【建前】新しいもの、好きですよね~
◆【本音】すぐ飽きるくせに(笑) (89)
◆【建前】いまどきのビジネスマンって感じですよね
◆【本音】自分勝手ですよね(78)
★オンナの[建前⇔本音]がコースターになった!
⇒詳細はこちら https://nikkan-spa.jp/481185
イラスト/室木おすし
― OLの[建前⇔本音]翻訳辞典【1】 ―
『決定版 オンナの【建前⇔本音】翻訳大辞典』 恋愛駆け引きのすべてを網羅! |
ハッシュタグ