女子がドン引き! 器の小さい男は◯◯と言いがち
保身……いかなる場面においても、いいイメージのあろうはずがない言葉である。
男女間のコミュニケーションにおいても然り。 自分が傷つかないために策を弄する男、安全圏からしか発言できない男、言い訳が多い男etc.は、女にとって「結婚して姑ともめたときに姑側につきそうでイヤだNo.1」!
職場で「自分のミスを部下におしつける」なんてベタな保身は論外だが、実は日常生活の中でもちょこちょことにじみ出てしまう保身マインド。今回は、男性観察の名手として知られるエッセイストの犬山紙子氏(最新刊『高学歴男はなぜモテないのか』が好評発売中!)が見聞きしたエピソードの中から、とくに女性ウケが悪かったものをピックアップしてみた(女性277人が許せる/許せないを判定)。
ひとつひとつは致命傷ではないかもしれないが、積み重なると「器の小さい自己保身男」認定されること必至! 思い当たるフシのある男性諸氏は、ぜひご注意を。
<ワースト4>
●オシャレのことを「オサレ」と呼んでバカにする NG判定105人
恋愛経験値の低い、いわゆる「非リア」「非モテ」系の男性に多く見られる言動。本気で身なりに構っていないのならまだしも、「黒で無難にまとめた当たり障りのないファッション」をポリシーとしているあたりに「お洒落ではないかもしれないけどダサくもない俺」という守りが透けて見えるのが痛い。「一応、ユニクロじゃねーから」と言い訳するのもお約束。だったらオシャレを馬鹿にしちゃいかん! ちなみに、犬山氏いわく「全身黒は無難というのはまったくもって間違いで『中2オーラを放出する黒い塊になる』が現実。せめて薄いグレーか水色を入れてみましょう」
<ワースト3>
●「しょせん女が好きなのはイケメンなんだろ」と、自分がモテない理由をイケメン最強説に押しつける NG判定 132人
現実的には「男がイケメンだというだけでモテるのは23歳まで。それ以降は同世代の女もどんどん視野が広がっていきますからね」(犬山氏)。なのに、いい大人になっても「※(ただしイケメンに限る)」を本気で信じているモテない男性の多いこと。自分がモテない理由を「ルックス」に押し付けて逃げるのは立派な保身。むしろモテない理由はそっちにある。
<ワースト2>
●何かコメントを求められそうな場面で、iPadやスマホをすばやく検索し「世間的に正解とされている意見」を割り出してから発言する NG判定 159人
映画を観たあと、自分の感想を言う前に町山智浩や宇多丸のコメントをチェック。世間に信頼されているレビュアーの発言に乗っかって「わかってる人間」扱いされようとは図々しい。まさに「安全圏からしか発言できない男」の典型である。ちなみに「他人の意見の受け売りというのは、割と周りにバレてます。普段使わない言い回しや、普段より確実に物事を複雑に捉えている感じには、みんな違和感を覚えるものですよ!」(犬山氏)。
<ワースト1>
●女を口説くも、脈がなさそうだと察したときに「もしかして口説いてると思った? ちがうちがう!」などと、「最初から狙ってませんでしたよアピール」をする NG判定 175人
多いんですよね。「フラれた」というダメージから逃れるために「最初から狙っていなかった」というスタンスをとろうとする男って……。「男友達の家に連れて行かれそうになったとき、『家なんだったら帰るわ』と言ったら『何もしないよ。何かすると思った?(笑)』と言われて超ムカついた」(美容師・25歳)といったケースは後を絶たない。なお、前出の女性は「『あ、来てくれないんだ。残念』とか言われたなら、『じゃあ行ってもいいか』みたいになったと思う」と証言。自己保身男は自らチャンスをドブに捨てていると心得るべし。
犬山氏の新刊『高学歴男はなぜモテないのか』では、世の男性たちが陥りやすいコミュニケーション上の失敗を、50以上の実例で紹介している。「自己保身男」のエピソードも満載!「高学歴・高収入・高プライド」の「現代版3高」男性を中心に論じているが、すべての男性必読の「コミュ力の教科書」だ。あなたが気づかないうちにやらかしていた「女に嫌われる言動」も、この中にきっとある! <取材・文/日刊SPA!取材班>
『高学歴男はなぜモテないのか』 心当たりのある方必携! |
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