犬山紙子氏が提唱する[痛男(イタメン)]とは?
◆「痛男(イタメン)」とは……?
女に「痛い男」と呼ばれてしまうのは、どんな男なのか。週刊SPA!で『痛男!』を好評連載中の犬山紙子氏は、こう定義する。
「“モテたい”“スゴいと思われたい”などの下心が、隠しているはずなのに思いっきり周囲にバレている状態……それが“痛い”の定義だと私は考えています」
例えば、女性相手に仕事で成功したエピソードなどを話して、自分を印象づけたいとする。そんなとき、少し知恵の回る男なら、ただエピソードを話しただけでは自慢話と受け取られるのではないか……と考えるだろう。
「ではどうするかというと、『将来こうなりたい』という“野望”にかこつけて、いかに自分に能力があるかをアピールしてくるんですよ。医者の『あと1年で開業したい』とか、『将来6000万円は稼ぎたい。今の3倍だ』など、誰にでもできる計算で年収をバラしてくる男性も」
オブラートに包んでいるとはいえ、あからさまに自慢話なのだが、本人たちはうまいことアピールできたとご満悦。これが「痛い!」と女にドン引きされるわけだ。“モテたい”に限らず、“フラれて傷つきたくない”“女に対して優位に立ちたい”など、知られてはいけない本心がダダ漏れしている「痛男」たち……。
「特に女性の前では『女ごときに俺の真意がバレるわけがない』と詰めが甘くなる男性が多いんですよ」
あなたも実は、陰で「痛男」認定されているかも!?
【犬山紙子氏】
’81年生まれ。エッセイスト。『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー、女性観察の名手として注目を浴びる。その観察眼を男性に向けたコラム「痛男!」を週刊SPA!で好評連載中。連載を大幅な加筆して再構成した新刊『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社)も好評発売中
イラスト/犬山紙子
― 女が判定![痛男(イタメン)]検定【1】 ―
![痛男,残念な人](/wp-content/uploads/2013/10/CL3_131001_03-160x160.jpg)
|
『高学歴男はなぜモテないのか』 心当たりのある方必携! ![]() |
ハッシュタグ