ビッグダディ元妻・美奈子がタトゥーの本音吐露「他人に文句言われたくない」

美奈子さん

美奈子さん

 今年の初め、テレビで背中の巨大なタトゥーを公開し、物議を醸したビッグダディの元妻・美奈子さん。「ひとりで子どもを育てる覚悟を決めたとき、何か形に残さないと、今の気持ちを忘れてしまうから」という理由でいれたタトゥーだが、「わざわざ形に残さなくても心に刻んでおけばよかったのでは」と世間からは非難の声も多かった。しかし、「独身・子ナシの女性漫画家が他人の育児にケチをつけまくる」がコンセプトの漫画「いくもん!」(2月20日発売)発売記念で作者の中村珍さんと対談した際、美奈子さんは思わず本音を吐露した。

美奈子:入れたの6年前くらいですね。5人子供がいて、何度も何度も一番最初の旦那と別れたりまた戻ったりしてた時期で。でも、そんなこと繰り返してるうちに、長男も精神的に追い詰められてきたのか、目つきが変わってきちゃって、これじゃダメだと。とにかく弱っていて、誰かに頼りがちで、最初の旦那にも頼っちゃってたけど、このままじゃだめだと思ったんですよ。それで、私、すごい注射が嫌いで、痛いの嫌いなんですけど、だからこそ痛みを伴う、形に残るモノって思って、それでタトゥーを入れたんです

 これに対し、自らも刺青を入れている中村も賛同。

中村:私は、学歴が関係なく目指せる仕事という事で漫画家を選んだんですが、本当は福祉系とか教育系の仕事がしたかったんですよ。いまでも未練はあるんですけど、始めたことをやめないように、退路を断つために、手首から彫っていただいたんです。まあ、たたかれがちなところですよ。バカっぽいですからね。こういう誓いの立て方(笑)。「本当に決意していれば刺青なんていらない」っていう人も多いですしね。

美奈子:テレビ番組に出たときに、書いたものを額にいれておいておくとか、心に刻むとかもできたんじゃないのって言われたんですけど、でもそう言ってくる人って、私と同じような経験もしてないのにわからないだろって思うんですよ。私にしかわからないことなんだから、他人に文句言われたくないですよね。ああ……それを言えればよかったんですよ、そのときに。言えなかったんですよ、周りがガンガン責めてきたから。冷静になるとちゃんと反論できるのに。そのときはもうなんか、なんで私こんなに怒られてるんだろうってよくわからなくなっちゃって。

中村:直接いきなり責め立てられるとたじろいじゃいますよね。私も飲み屋とかで知らないおじさんにすごい怒られるんですよ(笑)。「親にもらった体にこんなことして!」って。あとで、エッセイ漫画に「知らない人に叱られた」って描いたりするんですけどね。

 さらに、自身のお子さんの「キラキラネーム」「子供たちに自分を『美奈ちゃん』と呼ばせること」についての世間からの非難にも反論!

美奈子:中村さんの漫画「いくもん!」のなかに、長男「星音(しおん)」の名前が出てきたんですよ! うれしかったです。うちの子は上から長男が星音(しおん)、長女が乃愛琉(のえる)、次女が姫麗(きらら)、三女が來夢(らいむ)、四女が妃翠(ひすい)、五女が蓮々(れんと)です。結構読めないかもしれない……。

中村:でも、読めるほうですよ。たとえば星音くんなら「ほし」の「し」と「おん」で「しおん」。私、最近の子供の名前の読み方を読解するのが好きで、読み方の規則性を探っているので、星音くんは読めるんです。

――こういう名前って、どうやってつけるんでしょうか?

美奈子:星音の場合は、しし座流星群が流行ったころだったんで、星にちなんだ名前にしたくて。あと、よく読んでた漫画「僕の地球を守って」の主人公がしおんくんだったんで、それとくっつけただけです(笑)。乃愛琉は12月生まれなんでノエル。最近は「“子”がついてる名前がださいとかいう人もいるけど、あれがダサい、これがダサいとかいうことじゃなくて、単純に人とかぶるのがやなんですよね。私が子供たちに、「美奈ちゃん」って自分の名前で呼んでもらっていることにもつながってくるんですけど、お母さんって呼ばれて、外で呼ばれたときに、他の人も振り向くのがやなんですよ

中村:お茶の間の人たちって「親を名前で呼ばせるなんて!」って、短絡的な考え方をしちゃう人もいますよね。

美奈子:「名前で呼ばせるなんて」って叩かれても、「へっ」としか思わないです(笑)。どうだっていいじゃねぇかと。子供がどうしても呼びたくない、どうしてもお母さんって呼びたいんだって思ってるんだったら、ごめんなさいって思いますけど。中2の長男は使いわけてるんですよ。学校では「うちのおふくろが」とか、「おかんが」とか、「かあさんが」とか言ってるんですけど、家では「美奈ちゃん」って呼んでくれるんですよ。いやだったら、家でも呼ばないじゃないですか。子供がよければいいんじゃないかなって。

 子供に「美奈ちゃん」と呼んでもらうのは、あくまで子供と個人対個人としてかかわろうとしているから……。一見ハチャメチャに見えるタトゥーも、「美奈ちゃん」も、美奈子さんなりの考えがあってのことというわけか。

 美奈子さんと中村珍さんの対談は、現在発売中の「いくもん!」(扶桑社刊)にて全文が読めるほか、漫画本編ではビッグダディの育児論について反論する「ビッグダディの育児」、キラキラネームの実態をルポした「キラキラネーム最新事情」などを収録。気になった人は手に取ってみては是非手に取ってみてほしい。

<取材・文/日刊SPA!取材班>

※現在発売中の「いくもん!」より『キラキラネーム最前線』を試し読み!
⇒http://nikkan-spa.jp/603315

さらば、ビッグダディ

読者とのやり取りを収録した一冊!

いくもん!

中村珍が「カヤの外から」問答し、舌鋒鋭く斬り込む

イェーイ!スマホで楽しむ360度動画の驚異の世界。わっかるかな~、わっかんねえだろうなあ~【PR】

【360BAYSTARS】 5 dianaのハッピースターダンスを体感!   YouTube
 1968年に、アメリカのユタ大学の学者アイバン・サザランドによって提案されたヘッドマウント型が最初とされるVR(仮想現実)の世界。この初めてのVR登…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(4)
メンズファッションバイヤーMB
プロが激賞「高級サンダルが2000円台で買える!」
山田ゴメス
「なんちゃって石原さとみ」が増加中!? 7つのメイクと7つの仕草で翻弄される男たち
オヤ充のススメ/木村和久
プロ客から見たキャバクラの世界
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
“ホーガン不在”のウォリアー政権――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第100回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「テラスハウスの一員になろう」――46歳のバツイチおじさんはイケメン&美女集団に溶け込もうとした
原田まりる
純潔な弟に風俗で女性経験させようとした姉の話
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
中2まで、巨乳はコンプレックスでしかなかった
大川弘一の「俺から目線」
死神bot、LINEで始動――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
熊本地震の災害ボランティア、現状の課題は「参加希望者の再分配」だ
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
“東京五輪”なのに伊豆(静岡県)開催の自転車競技を追っかけてみた件
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中