更新日:2012年02月20日 18:17

サイト管理者に聞く巨大Q&Aサイトの今後は?

サイト管理者に聞く 巨大Q&Aサイトの今後は? これからは、コミュケーションの場としての用途が多くなる!?  これまで紹介してきたような珍問珍回答から、専門家も顔負けのハイレベルな回答まで――月間利用者数1200万人以上!(’08年3月期) 前年同月比2・7倍もの伸びを見せる日本最大のQ&Aサイト『Yahoo!知恵袋』のスタートは’04年4月に遡るという。だが、検索サイトとしては、やはり普通に検索してもらったほうがいいのでは? 「検索をかけてみても、探している答えが見つからなかったり、答えに辿り着くのに時間がかかったりすることも多いですよね。そこで、その分野に詳しい人に質問できればと考え、このサービスを開始したんです」  現在の登録者数は380万人。約5年間で、総質問数は2700万件、総回答数は7600万件にも達するが、規模だけでなく内容も変わっていくという。 「現在あるカテゴリで固定というわけではなく、世の中の動きに合わせて新しいカテゴリを作ることもありますよ」  最近では、本来のQ&Aの範疇を越え、明らかに笑いを狙った「ネタ」や、「釣り」と思われる投稿も目立ち、“大喜利”的なエンタメ空間へと“進化”している投稿も少なくないが……いいんですか?  「『おしゃべり、雑談』カテゴリには、携帯電話からの利用者が多いんですが、確かに、質問の答えがほしいというよりは、もっぱら暇つぶしやコミュニケーション目的のユーザーが目立ちますね」 「ネタ」ばかりか、すでにリクリエーション目的の利用者まで出現しているのだ。 「気軽に問いかけることができるのが『知恵袋』の特徴です。Q&Aのサイトではありますが、利用者各々が好みに合った使い方で楽しんでいただければと考えます」  今後は、単なるQ&Aから多目的のコミュニケーションスペースへと“進化”するのかもしれない。 取材・文/高田純造 港乃ヨーコ 齊藤武宏 水越恵理子 樋口 淳(本誌) 「Yahoo!知恵袋」 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/ 「教えて!goo」  http://oshiete.goo.ne.jp/ ※「教えて!goo」はOKWave(http://okwave.jp)がポータルサイトgooにOEM提供しているサイトです。 ― [ネット悩み相談]珍問珍回答トホホ大全【8】 ―
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