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2試合連続HRも、大谷翔平の真の評価は東海岸での活躍がカギ

「過大評価は本物だった」。今日は大谷翔平の二刀流を評価する記事が載った(MLB.comより

 “Show time in a Day time!”  「デーゲームのショー(翔平)タイムだ!」(地元KLAAラジオ)  球団の名物アナウンサーの熱狂ぶりが、大谷翔平の衝撃の大きさを物語っている。  地元アナハイムで大谷翔平が放った2試合連続ホームランは、西海岸を中心に多くの人々を熱狂させた。前夜に続いて8番DHで先発出場したこの2試合、大谷は10打数5安打2ホーマー5打点の大活躍を見せた。  昨日の初アーチもさることながら、今日のホームランはさらに付加価値の高い一発だった。昨年を含め直近4シーズンで3度の18勝をマークしたMLBのエース、コリー・クルーバーから放ったセンターへの同点2ランショットは、今頃、全米中で繰り返し報道されていることだろう。

開幕前の低評価が一転も、東海岸での活躍が今後のカギ

 開幕前、スプリングトレーニングやオープン戦における大谷翔平の評価は、必ずしも高いものではなかった。投げては被弾、打ってはシングルヒットのみ。開幕からしばらくはマイナーでの調整を提言する報道も散見された。  その逆風の中で手にした初登板初勝利、そして地元での2試合連続スタメンアーチ。大谷が出場した4試合(野手3試合、投手1試合)、エンゼルスは3勝1敗と勝利に直接貢献しているのも大きなポイントだ。  150年の歴史を誇るメジャーリーグでは、伝統ある東海岸の敵陣で活躍してこそ一人前、とみなす風潮が今もうっすら残る。1876年に発足したナショナルリーグ8球団こそがMLBの原点とする論調も根強い。野球の花形、三塁のポジションがいつまでたっても白人選手に占められている事実も、日本ではあまり知られていない。

5月、6月のNY、ボストン遠征での活躍次第ではオールスターが現実味

 西海岸で開幕を迎えたルーキー・大谷翔平が生き生きとプレイする時間帯、大都市ニューヨークのある東海岸は深夜の時間帯にあたる。時差の影響をモロに受けるため、実は西海岸のアスリートの活躍は、我々が思っているほど東海岸に伝わってはいない。伝わるのに時間を要する。  事実、西海岸の2球団が対戦した2002年のワールドシリーズ(大谷が入団したエンゼルス対バリー・ボンズ全盛期のジャイアンツ)は、ワールドシリーズ史上最低の視聴率を記録した。大谷が全米を巻き込むリアルスターとなるには、東海岸での活躍が次なる鍵となる。  エンゼルスの今後の日程を見ると、5月下旬にニューヨーク遠征、6月下旬にボストン遠征が予定されている。素晴らしいスタートを切った大谷が、このあたりでも大活躍をすれば、1年目からのオールスター出場も現実味を帯びてくるだろう。<取材・文/小島克典(スポカルラボ)>
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