ビットコイン投資 大図鑑19 トロン

 仮想通貨は日々増殖している。世界中で仮想通貨を発行して資金調達を行う「ICO」が実施されているためだ。一体、どのコインがさらなる成長余力を秘めているのか? 主要コインを徹底研究!

TRON

トロン(TRX)


無料のコンテンツ配信プラットフォーム構築なるか!?

公開日 ’17年8月
発行量上限 1000億TRX
’17年上昇率 1700%
過去最高値 29円
直近価格 3.7円
※直近価格は3月10日時点

分散型プロトコルの導入によってコンテンツをめぐる状況が一変


 トロンは無料のデジタルコンテンツ配信システムの構築を目指してつくられた仮想通貨だ。そのトロンのプラットフォーム上ではコンテンツが分散管理され、AppストアやGooglePlayなどの中央集権型プロットフォームを介さずとも、手数料0円でコンテンツのやり取りが可能になる見込みだ。

 おまけに、活用できるデータは無制限。クリエイターがトロンをベースにした新トークンを発行して資金調達を行うことも可能になるという。開発を手掛けるのはシンガポールのTRON財団。創業者のジャスティン・サン氏は、音楽のストリーミングサービスを運営する「Peiwo」という企業のCEOで、リップルの開発に携わった経験を持つ人物だ。ただし、一向にプロジェクトの進展が見られないため、詐欺コインでは? と疑う投資家も少なくない。

 ’17年12月に公表されたソースコードを確認した一部の投資家からは、「現状プロダクトとしての機能はない」という指摘もあった。実際に公表されているロードマップを見てもその完成予定時期は2027年……。正当な評価を受ける日は遠いかもしれない。

●デジタルコンテンツの分散管理を目指す
●「GooglePlay」などが不要に!?
●ただし完成までに要する時間は約10年……


― メジャー仮想通貨大図鑑 ―





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