【インスタントラーメン】 奇をてらったモノの中にも美味なるものが隠れている！ 【麻布台 綾子さん】 ’80年生まれ。本業はファッション関連のOL。”日本一インスタントラーメンを食べる女”として、味の感想やおすすめの食べ方などを、ブログにて日々紹介している。 http://blog.livedoor.jp/azabudai_ayako/ ★金賞 「男の汁なし まぜそば」(サンヨー食品) 「豚骨ダシが効いてて、味はパーフェクト！　でも、このネーミングは……。食欲が減退してしまいます(笑)」 ★銀賞 「濃厚新味　豚流塩そば」(エースコック) 「確かに表現しにくい新感覚の味ですが『豚流』では何が何やらわかりません。驚くほどおいしいのに残念」 「札幌の名店　麺屋　彩未(さいみ)　味噌ら～めん」(マルちゃん) 「『彩未』は札幌では超人気ですが全国的にはまだまだ。ちょっと先取りしすぎ!?」 「十勝ワインラーメン　しお味」(とかち麺工房) 「地元企業が名産品をコラボ。意外に相性抜群ですが、斬新すぎてキワモノの域に」 「麺処井の庄　辛辛魚」(寿がきや) 「旨みも香りもいいが、辛いモノ好きをもKOする辛さ。やりすぎです(笑)」 　たまに無性に食べたくなるインスタントラーメン。”日本一インスタントラーメンを食べる女”、麻布台綾子さん曰く、「新商品を出す際、メーカー側はネーミングやパッケージのインパクトで勝負します。でも、味は絶品なのに、やりすぎると下品になったり、意味不明になったり……逆にアダになっちゃうんですよね。また、コンセプトが斬新すぎたり、ブームを先取りしすぎた商品も、マニア以外にはあまりウケません」とのこと。目新しいのを見つけたら、店頭からなくなる前に試してみる？ 取材・文/持丸千乃　田幸和歌子　古澤誠一郎(Office　Ti+)　安田はつね(本誌) ― 必見！2009[ヒットしなかった陰の名作]アワード【9】 ―