今日はミクの日! 実在する初音ミクに会ってきた
3月9日と言えば、初音ミク(3・9)の日。
本日は“みっくみっく”に浸る人も多いのでは。
今や海外進出までを果たし、名実共に世界的歌姫へとのし上がる日本が誇るミクさん。3月8日、9日の2日間、ソロコンサート『ミクの日大感謝祭』が東京ドームシティーホールで開催中だ。
筆者が行ったのは8日の昼公演。平日にもかかわらず会場前はグッズ販売の長蛇の列。ミクさんの本格コスプレをした男女もちらほら。中には余りチケットを求めてうろつくファンまで。一流アーティスト並みのミクさん人気、パネェっす!(最終日の本日もスゴそうだ!)
開演し、曲がスタートすると、ステージに等身大のミクさんが登場。観客はいっせいに立ち上がり、ミクさんの髪の色と同じカラーのサイリウムをぶん回す。熱い。熱すぎる!
はっきり言ってしまっては夢が壊れるのだが、ピンとこないという方へ。ステージ中央の巨大スクリーンに映し出されたミクさんに合わせて、生のバックバンドが演奏するというこのスタイル。いや、実際そんなことを感じさせないくらいに、ミクさんは3次元に溶け込んでいた。髪の揺れから質感まで、とにかくリアル! リアル! リアル!
そこにいるミクさんはやはりタダモノではなかった。キレのあるダンスに、ブレのない声量、瞬時の早着替え、35曲もの膨大なセットリストに全く疲れを見せない歌姫に演奏隊の人が心配になってしまうほどでした(そんなこと気にするなんてバカだ!)。
また、巡音ルカ、鏡音リン・レン、KAITOのほかのキャラクターも参加。どうやら、観客はキャラクターの髪の色によってサイリウムを使い分けているようだ(ルカさんはピンク、リン・レンは黄色など)。観客の本気度がスゴイ。
そんなわけで、終始、胸が熱くなりっぱなしのミクさんのコンサートだが、一度は会場に足を運んでその空気を味わってみる価値があるだろう。スーパーテクノロジーに感心するのはもちろんのこと、そこにいるミクさんに夢中になって応援しているはずだ。 <取材・文/まいまい>
(C)SEGA / Crypton Future Media,inc.
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