・クリーンレザータッチスニーカー　1990円（＋税） 　え!?　スタンスミス!?　アディダス!?　そうなんです、アディダスの名作スタンスミスに激似のこのスニーカー。フォルムもデザインもウリふたつです。 　とはいうものの、そもそもこの手のテニススニーカーはさまざまなメーカーが手を変え品を変え展開をしているもの。別にGUが「スタンスミスぱくりやがった！」とは思いません。ありふれたデザインソースです。 　そんな食傷気味なこの手のスニーカー、どこで買っても似たようなモノといえばそうなんですが……唯一、GUがほかと異なり、独自の価値を成し遂げたのが、何より「値段」。1990円でこのデザイン、このクオリティって控えめにいって頭おかしいでしょ。 　無論、この値段だからこそ合皮なんですが、スエード調に仕上げたグレーカラーは合皮か本革かもはや判別不能。触って吟味すればわかるけれど、パッと見で気づかれることはまずないでしょう。「だったらもう合皮でいいじゃん？」と思う人も多いはず。 　さらに合皮のデメリットである履き心地の悪さもカバー。GUは履き心地の悪さに対してかなり積極的に取り組んでおり、インソール(中敷)のクッション性など含めて開発努力しています。このスニーカーもクッション材がやや厚めに入っており、足入れの感触がフカフカでフィット感がある。これなら合皮でも特に気になることはないでしょう。 　本革の使い込んだときの味わいの出方は捨てがたいですが、スタンスミスで本革だと1万5000円くらいになっちゃう。だったら白などの定番スタンダードなものはスタンスミスで、グレーやブラックなど遊びのカラーはGUでと選択してもいいかも。 　コスパで考えたら最強クラスのスニーカーです。