更新日:2020年09月05日 00:33
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「婚期を逃す男」は同じミスを繰り返す。結婚できなかった41歳男性の後悔

あとはもうプロポーズするだけだったはずが…

 そして、次こそは結婚する! そう決意を固めお見合いを続けた結果、また素敵な女性に出会えました。トシアキさんのすごいところは女性側から結婚したいと思ってもらえる確率が高いところです。単純に「モテる」とは違い、結婚相手としての安心感や男性としての責任感を伝えられているのだと私は感じています。  二度目の運命は順調に進み、真剣交際になり、あとはトシアキさんがプロポーズするだけ! しかし、そんなタイミングに破談になりました。  相手からの好意を強く感じていたトシアキさんは、正直もう彼女は自分のものだという安心感が出たのでしょう。仮交際中には提案してくれていたデートプランも提案しなくなり、毎日していたおはようのLINEもなくなり、まるで何十年も連れ添った夫婦のように彼は安心しきってしまったんです。  そんなトシアキさんを見て、彼女はもう少し2人の時間を恋人同士のように楽しみたいと提案をしました。トシアキさんははっとしたように「ごめんね;気付かなくて」と必ず謝ってくれたそうです。しかし、その言葉とは裏腹に態度は変わらなかったようです。

女性に幻滅されてしまったときにはすでに手遅れ

婚活「なんで前みたいにデートプラン立てることをしないんですか?」と私が聞くと「ある程度、行きたいと言っていたところには行ったし、プランを立てなくてもまぁそれでもそれなりに楽しいかなと思いました。これも自分の甘えだったかもしれません」。  彼女は彼の態度が一向に変わらない様子を見て、「結婚後、きっとこうなるんだ」と感じ、彼と結婚生活をすることが難しいという結論に至り、交際終了を決意されました。  もうあとはプロポーズをするだけという段階だったにもかかわらず、運命の相手を逃してしまったトシアキさん。「一緒にいるときに、どうして誰よりも大切な人を大切にできなかったんだろうね」と私が聞くと、本当に悲しそうに「次こそはいいなと思った人をずっと大切にし続けようと決めました」と言ってくれました。  人間関係は近くなればなるほど実は感謝や愛を伝えなきゃいけないのに、近くなればなるほど人は「わかってくれるだろう」と甘えや驕りからいい加減な態度をとってしまったり、心ない言葉を使ってしまったりします。結婚を決めるために婚活をしているのではなく。結婚生活を末永く続けるために婚活をしているのです。
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運命の人は一人だけ?
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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