色鮮やかな着物に身を包んだ久保田未夢が神社にお参り。手を合わせて、どんなことを祈っているのだろうか。 「いつも特に具体的な目標やお願いをするわけではなくて、『今年も無事に生きられますように。痛い、怖い思いをしませんように』って祈ってます。両親と毎年決まった神社へ行くんですけど、みんな人混みが嫌いなので、元日には行かずに、人が少なくなってからお参りしてます。毎年、1月の前半に行たらいいね～ってゆるく日程を合わせる感じです」 　仕事では和服を着る機会があるそうだが、プライベートで和装するとしたら、行きたい場所とは。 「めちゃお高い料亭みたいなところで、どーんとしたお重の豪華なおせち料理を食べてみたいです。お家ではおせちを食べたことがなくて、元旦は普通にお鍋をしてるので。おせちって何が入ってるのか、あんまり知らないんですけど（笑）」 　お正月といえばイベントがさまざまあるが、子どもの頃の思い出は？ 「なんでもギリギリにやるタイプなので、年末にひーひー言いながら年賀状を書いてた記憶があります。きっと元旦には届いてなかったんじゃないかな。そういう性格は一生変わらないですね（笑）。お年玉は、一人っ子でいとこもいないから親戚からのすべてのお年玉よ、我の手に！って感じでもらってました（笑）。クリスマスとお年玉に続いて、1月末が誕生日なので、その時期は毎年スターの無敵状態だったな」 　当時からゲームを買うことが多かったとのことで、オタク趣味の礎はお年玉によって築かれたのだろう。

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【久保田未夢】Miyu Kubota ’95年、埼玉県生まれ。フォークリフトとアーク溶接の免許を持つ。所持ゲームで最も古いのは「ゲームボーイカラー。購入者の9割がオタクになるとも言われる、パープルのスケルトンカラーです」 撮影／藤城貴則　ヘアメイク／松村南奈　スタイリング／津野真吾(impiger)　衣装協力／和風館ICHI(京都丸紅)　着付け／眞野珠美（青華きもの学院）　取材・文／森ユースケ　撮影協力／根津神社