「昭和の頃は不倫をする側にも可愛げがあったのですが、平成、令和にかけて“激しさ”が増してきました」 　そう話すのは、一般社団法人 女性のしあわせ向上協会、“不倫解決カウンセラー”の河村陽子さん。不倫は時代の流れとともに傾向も変わりつつあるという。いま、芸能人が不倫したというニュースは絶えないが、一般人の夫婦問題としても根深い。河村さんは、これまで7000件の相談に乗ってきた。 　河村さんはそんな膨大なデータをもとに活動しているが、40代の相談がいちばん多いという。 「結婚して出産すると、妻は子どもに意識が向きます。一方で旦那は養わないといけないと思って一生懸命働きます。そして、そのまま10年ぐらいが過ぎたとき、相手に違和感を覚える。気がついたら不倫をしていました、というパターンですね」 　全員がそうではないと前置きしたうえで、「不倫が多い職種」とは？ 「定番中の定番としては、お医者さん。やっぱり高収入なので。そのほか、中間層では銀行員や公務員。消防士が出会い系を利用しているケースはめちゃくちゃ多い。警察官は、たまにテレビで不祥事としてニュースになることもありますが、表に出てこないだけでよくある話です」 　数々の相談に乗るなかでも「許せなかった不倫」があるという。 「教師と教師の職場での不倫です。学校では生徒たちに偉そうに語っておきながら、横でそういうことをしている人もいる。なかには校則で“恋愛禁止”の学校もありますよね」 　ほかにもスポーツ少年団において、子どもを試合に出させるために監督と……なんて事例まで、まさに「事実は小説より奇なり」。 「相談者たちは『子どもになんと説明すればいいのかわかりません』と心を痛めていることも少なくないんです」 　今回は、男女のドロドロした不倫の実態はもちろん、“不倫解決カウンセラー”のビジネスとしての側面にも焦点を当てる。河村さんは開業して10年、そのうち8年間は1000万円以上を稼いでいるというが……。詳細は、動画でお届けする。
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