長引く不況の影響で副業やパラレルキャリアが注目されている昨今。とはいえ、何から始めていいのかわからないという人も多いはずだ。 　そんななかで、選択肢のひとつとして“物販”がある。今回は、「かどさか物販大学」を運営する門坂征美さんが登場。物販と一口に言っても“せどり”をはじめ、様々な方法があるなかで、門坂さんは「中国から輸入して、Amazonを使って売るビジネス」を展開しているという。 　門坂さんは、もともと飲食関係で28年間にわたって会社員として勤めていた。しかし今から10年前、47歳のときに給料が大きく下がったことをきっかけに副業を考え始めたという。年収は100万円も下がった。 　当時、副業は一般的ではなかったが、背に腹はかえられない。情報を調べていくなかでせどりを知り、簡単な物販からスタートさせた。 「4年間、独学でやっていたのですが、なかなか上手くいきませんでした。仕入れても売れない商品が出てくる。その結果、400万円の借金を抱えることになりました。せどり以外で何がいいのか。探していると、“中国輸入”に出会ったんです」 「きちんとビジネスとしてやるならば、転売ではなく、“販売”しなければならないと思いました。そこで中国で商品を作って輸入し、自分のブランド（個人メーカー）としてAmazonで販売するようになったのですが……最初は水着を20種類くらい、200万円を投資したのですが、ことごとく失敗しましたね。最初は著作権もよくわからなくて。メーカーからクレームを受けて商品を差し押さえられてしまい、在庫を山のように抱えて終わったこともあります」 　そんな手痛い失敗もありながら試行錯誤。コツを掴んでいった。これまで1つの商品で200万円以上の利益が出たこともあるという。売り上げを伸ばした現在、門坂さんは経験に裏打ちされたそのノウハウをかどさか物販大学で教えているが、生徒は一般企業に勤める会社員から主婦まで幅広い。 　中国輸入と聞いて“難しそう”というイメージを受けるかもしれないが、パソコン1台あれば可能だという。実際の様子など、詳細は動画でお届けする。 SPA！が運営するYouTubeチャンネル。サラリーマンが実践する副業をはじめ、今後要注目のベンチャービジネス、投資、ちょっぴり怪しい稼ぎ方。探偵団パパイとゆなしゃんをナビゲーターに、SPA！媒体（週刊SPA！・日刊SPA！・女子SPA！・bizSPA！フレッシュ）が取材した最新情報はもちろん、ゲストを招いたインタビューまで。世の中に存在する、お金にまつわるノウハウを紹介します