「モテない男もモテる」バレンタインデー、タイでは男性売り手市場
微笑みの国・タイ。ここでも「バレンタインデー」は男女にとって大事なイベントだ。しかし、タイならではのいろいろな事情から女性は「自分の理想の彼氏を見つけるのは難しい」と口々に言う。そんな中、日本人男性が人気だ。
まず、タイのバレンタインデー事情について。日本と反対に、タイでは男性から女性へ愛を告白する。バラの花と、なにかしらのプレゼントを渡すのが一般的だ。そのため、この時期はバラの花の値段が高騰。普段は市場で買えば1本5バーツ(約20円)が最大10倍くらいにまでなる。
そして、バレンタインデーには多くのレストランで特別なコースが用意されている。この機会を逃すまいと、金儲けに躍起となっているのだ。もちろん、この支払いは男性が絶対に負担する。
「ちょっと待て。それでどこが〈男性売り手市場〉なんだ!」というツッコミも聞こえてきそうだが、その説明はもうちょっと後でするのでお待ち頂きたい。
「カップルの皆さん、バレンタインを祝う前にATK検査を行って陰性かどうかをチェックしましょう。そして、性交渉の際はマスクとコンドームを着用。対面する体勢での行為は避けましょう」
そんな密室での行為について、アモーレたちにとんだブラボーな忠告をしてきたのは、なんとタイ政府の保健省。
コンドームの推奨はわかる。だが「対面する体勢での行為は避けろ」ってことは……ずっとカノジョの顔は見ずにしろってことか? あとマスクをするってことは顔の半分を隠せってことで……「カノジョに失礼すぎるだろ!」などなどあれこれツッコミたくなる。
だが「ATK検査」とは新型コロナウイルスの感染確認検査の一つ(「PCR検査」とは異なる「抗原検査」)。つまり保健省もアモーレとのブラボーを邪魔しようする気などさらさらなく、単に「感染拡大防止」のために呼びかけてきたにすぎない。
それでもさすがに「2メートルのソーシャルディスタンスを保ちながら」という忠告をしないくらいの常識は持ちあわせているようだ。ブラボーッ!
ちなみにこの保健省の発表は2021年2月のコロナ禍まっさかりのころのものだが、あまりにツッコミどころ満載のためSNSなどではすっかり祭り状態に。2022年には呼びかけはなかった。コロナの収まりのせいか、世論とのソーシャルディスタンスを保つことにしたのかは定かではない。
タイでは「男性が女性に」告白する日
保健省が「行為」中のマスク着用、対面NGを勧める
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