バレンタインは“失恋”の危機? 彼氏の「いらない」を鵜呑みにしたら…
恋人たちにとって欠かせないイベントのひとつが「バレンタインデー」。しかし、このバレンタインに対する価値観の違いから失恋の危機に陥ったり、破局に至ったりしてしまった人もいる。
「バレンタインチョコのチョイスミスで婚約破棄されました」と半泣きで話してくれたのは、野口ちよりさん(32歳・仮名)だ。彼女は去年のバレンタイン直後に2年付き合い結婚の約束をしていた彼から一方的にフラれてしまった。
一体、彼女は何をやらかしてしまったんだろうか。
「何もしてないですよ。彼が好きなお店のチョコをプレゼントしただけです」
彼が好きなお店というのは、言わずと知れた高級チョコレートの超有名店。ド底辺グラドルの筆者には手が出せない価格帯だ。
「私も普通のOLなんで、普段は手が出せないですよ。でも甘党じゃない彼が唯一その店のチョコだけは大好きっていうから……」
奮発して買ったチョコレートの値段は1万5000円。バレンタイン限定のものと、ほかにも新作や彼の好きそうなチョコをランダムに買ってプレゼントした。
「喜ぶかなぁ〜ってワクワクしていたんですが、反応は『え……こんなにたくさん買ったの?』でした。そこじゃないだろー!って感じでしたが『ありがとう』とは言ってくれたから、まぁいいかと」
だが、そこからだんだん連絡の頻度が減り、会う頻度も減り、ついにはLINEで「やっぱり結婚できない。わかれよう」ときたそうだ。ムゴい……。
「コッチからしたら青天の霹靂ですよ。どうしても納得できないからって詰めて、1度会って理由を聞いたら『バレンタインにあんな高級チョコ爆買いする女とは先が見えない』とため息まじりに言われました。
はぁぁぁぁぁぁ! ありえない!! ってまくしたてたけど『金銭感覚が合わないから無理』と話にならなくて。納得できないけど、こんな男はコッチから願い下げだ!って別れました」
後日、友人たちにこの話をすると「もう別れたかったけど、理由がないから無理矢理バレンタインのせいにしたんじゃない?」と。
「だったらその場でチョコを返して欲しかったですよ。チョコに1万5000円ですよ? 今後は、付き合った彼氏には絶対に良いチョコなんてあげません! コンビニの入り口で売ってるやつで十分です!」
1万5000円の高級チョコをあげたのに…
金銭感覚の違いを理由にまさかの破局
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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