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「クリスマスは地獄」ジュエリーショップ店員たちが嘆くワケ――仰天クリスマス・トップ5

ジュエリー

ネットオークションやフリマアプリには大量のジュエリーが…

 若者に人気のジュエリーブランドショップの販売員・美里さん(30代・仮名)の証言だ。 「弊社でも多くの従業員が、ノルマで買った、もしくは所有しているアイテムをフリマアプリなどで売っています。他のブランドさんでもそうですが、クリスマス後、ホワイトデー後には多くの従業員が大量のアイテムを出品し、値崩れしています。もちろん、一部の一般女性による大量販売ということもあるんでしょうが……。弊社の店舗にも“そういったお客様”がよく来店されます」(美里さん)  “そういったお客様”とは、一人の女性が複数の彼氏を持ち、それぞれに同じプレゼントを要求するパターンである。三人の彼氏からAという商品をもらったとする。一点だけ残し、二点は転売して現金化しても男にはバレないからだ。  また、美里さんが働くブランドは比較的安価であるため、女性がねだりやすく、また同じ理由で転売もしやすい。 「そのせいか、弊社のブランドは転売者御用達、などといったありがたくないあだ名で呼ばれています。実際に、違う男性を連れて何度もやってきては、まったく同じ商品をお買い上げになるお客様も多く……。その都度、“ご来店は初めてですね”などと笑顔で応対します。あちら様もわかっていて、そこは阿吽の呼吸ですね(苦笑)」(同)  美里さんにしろケイコさんにしろ、本番はまだまだこれから。たしかに我々以外にも、クリスマスを苦痛に感じている人々がいるのだ。<取材・文/森原ドンタコス>
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