結婚しやすい自分になるためには、結婚しやすい環境作りをすることが何より重要だといえます。 　タケルさん（仮名・35歳）は全国を飛び渡る敏腕営業マン。定期的に転勤があるため、今までも結婚を考えなかったわけではなかったようですが、遠距離になって別れてしまったり、転勤についていけないと断られたりとなかなかご縁に恵まれませんでした。 　仕事に対してのやりがいもあり、社長からも頼りにされているようで、結婚を先送りにしていた感があったようです。 　しかし、仲良かった親友が授かり婚をし、友達の環境が変化したことで日曜日に遊ぶ相手がいなくなり、夜に気軽に飲みに誘えず……寂しくなったことから強く結婚を意識するようになりました。 　結婚をするためにタケルさんには環境設定をしてもらいました。まず毎日の忙しさで「今は婚活いいかな」とならないために、定期的に親友の家族と過ごし、結婚したいという気持ちが薄れないようにしてもらいました。 　多くの人は今の忙しさに引っ張られ、「今じゃないかも」「そこまでして……」「本当に結婚したいかわからなくなった」などと先延ばしにする言い訳に辿りつきがちです。 　そうならないためには、初心忘れるべからず。今の「結婚したい」という気持ちを新鮮なまま感じ続けるのがベストです。そのための環境を作ってもらいました。