芸人との飲み会で“献上”されそうになったグラドルの怒り「“最後までOKの女”と裏で紹介されていて」
いま、「芸人の飲み会」は悪い意味で注目を集めるようになってしまった。
報道では、後輩芸人が先輩に対して女性を“献上”するようなシステムが芸能界にはあるともいわれている。被害を訴える女性が続出するなかで、ネット上には「そんな飲み会に、なんでわざわざ参加したのか?」という疑問の声も少なくない。
ただ、“芸人との飲み会に参加したい!”という女性も一定数いるのは事実だ。ギョーカイ人トークがおもしろそう、ハイテンションで盛り上げてくれそう、有名人と飲むことで自慢できる……。現役グラドルでもある筆者の肌感覚としては、参加したい子は“結構多い”ようにも感じる。
では、実情としてはどうなのか。今回は芸人との飲み会に参加して「よかった/ひどい目にあった」という女性の話を紹介する。じつは筆者も遠い過去に献上されそうになった経験がある。
「今回の騒動を見て、被害を訴えている女性には気の毒には思いますが、私は自ら望んで芸人との飲み会によく行っていました。いわゆる“カキタレ”の部類だったと思います」
そう話してくれたのは元セクシー女優のソラさん(30代・仮名)だ。カキタレとは、“からだ目的の女性”を意味する隠語で、芸能界でよく使われている。彼女はもともと大のお笑い好きだった。
「女優デビューする前からお笑いが好きで、お笑いライブにもよく足を運んでいました。出待ちをしてファンレターを渡したり、SNSからDM(ダイレクトメール)を送ったりして、個人的につながって飲みに行くようになりました」
ソラさんは「芸人との飲み会は“ハズレなし”でした」と話す。
「まずみんな面白くてノリがいい。ネタだとつまらない人も『飲み会だとこんなに面白いの!』って感じ。ちょっと密着が多いことや、Hなゲームをすることもあったけど、私は楽しかったですね。セクシー女優だからといって、たかられたこともないし」
ソラさんが飲んでいたのは、主に新人の芸人や、まだ事務所に所属する前の芸人だったが、たまに有名芸人とも飲む機会があったという。
「私はいい感じに尻軽で口も固いからか、自分でも重宝されていたと思いますよ。芸能界は縦社会でつながりがすごいから、無名な芸人とも仲良くして“コイツは大丈夫”と思ってもらえたら、大御所との飲み会にも連れていってもらえる。個人的にはラッキーだと思ったし、楽しかった思い出しかない。むしろ私のまわりは、女の方からグイグイいく感じでした」
ソラさんは無理やり芸人に襲われたこともなければ、“献上”されたと感じたこともなかったと言う。
芸人との飲み会は“ハズレなし”と語る女性
「女の方からグイグイいく感じ」
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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