更新日:2024年07月25日 14:16
エンタメ

遠野なぎこが告白した“お風呂に入れない”悩み「うつ状態になると“無気力ゾーン”に入るから…」

“無気力期”を抜け出したいときは…

[風呂入らない女子]の(驚)生態

久しぶりにお風呂に入ったことを報告した投稿。写真は「遠野なぎこ Instagram」より

そんな“無気力期”を抜け出したいときは、遠野さんは「人間に戻ることを諦める」という。 「メンタルが落ちているときに、変に『頑張らなきゃ』って立ち上がろうとすると、水の中であがいてるみたいに反動でどっと疲れちゃう。だったら、無理に人間に戻らなくてもいいやって。それと、私の場合、定期的に遊びに誘ってくれる友人の存在にものすごく救われています。『人に会うために人間に戻ろう』と思えると、なんとかお風呂にも入れるんです」

仕事の際は「お風呂に入るのも仕事のうちだ」と思って

現在はコメンテーターとして情報バラエティ番組に出演している遠野さん。仕事に向かうときは、頭を“無”の状態にして風呂に入るという。 「仕事には行けていたので、その前に這いつくばってでもお風呂には入っています。『お風呂に入るのも仕事のうちだ』と思えば気楽になれました。それでもツラいときは、お笑い芸人さんのYouTubeチャンネルを見て、笑わせてもらってツラい気持ちを中和する。自分をコントロールしながら、今日も必死に生きています」 ひと口に「お風呂に入れない」と言っても、それぞれに事情がある。個々が抱える問題を無理に洗い流す必要はないのだ。 【遠野なぎこ】 俳優。著書に『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』(ともにブックマン社)などがある 取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/武田敏将 武馬怜子 ※7月23日発売の週刊SPA!特集「[風呂入らない女子]の(驚)生態」より
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週刊SPA!7/30・8/6合併号(7/23発売)

表紙の人/ TIF選抜

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