更新日:2024年07月25日 14:16
エンタメ

遠野なぎこが告白した“お風呂に入れない”悩み「うつ状態になると“無気力ゾーン”に入るから…」

“風呂キャンセル界隈”という言葉が女性を中心に注目を集めている。単純に面倒で「入らない」という人がいる一方で、ワケあって「入れない」という人もいる。今回は「お風呂に入りたくても入れない」と悩む俳優の遠野なぎこさんに話を聞いた。

5日間お風呂に入れない日が続くと「あ、今ヤバいな」

[風呂入らない女子]の(驚)生態

遠野なぎこさん

遠野さんは幼少期に母親から虐待を受け、現在に至るまで摂食障害やうつ状態と必死に向き合い続けている。 「もともと、調子がいいときと悪いときの“精神状態の波”の振り幅が激しいんです。うつ状態になると“無気力ゾーン”に入るから、お風呂に入れないばかりか、食欲も湧かないし、洗い物や掃除もできない。目安として、5日間お風呂に入れない日が続くと『あ、今ヤバいな』『結構落ちてるな』って気づきます」

「顔すら洗えない日だってあります」

そしてツラいことが重なると、状況はさらに悪化する。 「’16年に愛猫が亡くなり、その4年後にも別の猫ちゃんが亡くなりました。そして一昨年には実母が自死を……。ツラいことがあると心身ともに“落ちてしまう期間”がすごく長くて、本当に何もできない。もはや人間じゃなくなっていくような感覚に近いと思います。 もともと15歳から摂食障害を患っているのですが、ここ数年は拒食状態に入っています。食べたり、家事をしたりする意欲が湧かないので、お風呂にも入れないことが多い。顔すら洗えない日だってあります」
[風呂入らない女子]の(驚)生態

遠野さんの愛猫たち。写真は「遠野なぎこ Instagram」より

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“無気力期”を抜け出したいときは…
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