エンタメ

「オタクがクサい」発言で話題のコスプレイヤー「パチンコ界隈から“俺らのことか”って怒られたけど」

コミケでは「臭い人は減ってきた」

Chloe BABY ChloeBABYさんが今回ニオイに関するポストをしたのは、コミケをはじめとする即売会に向けてのことだったが、その現状について聞いてみた。 「私のニオイのポストを見たり、誰かがニオイの話をしたりしているときに『僕かな?』って気にする人はだいたい臭くないです。すでに気をつけている証拠ですから。ニオイの元は複数あって、カラダ、口、ワキ、洋服の生乾き、トイレの失敗などですが、1つならそんなに臭くないけど、2つ以上重なるとヤバいことになります。  ただ、ああいうポストをしましたが、実際のところはコロナ禍以降、臭い人は減ってきたんですよね。昔のコミケは入場無料で2日前からお風呂も入らず夜通しで並ぶとかザラだったんで、とんでもないニオイの人も多かったんです。  でも今は、入場時にチケットが必要だし、決まった時間にしか入場できないから前日から並ぶ必要なんてなく、そんなに臭い人はいないんですよ」 Chloe BABY さらに「民度も高くなった」と話す。 「わかりやすいのは靴ですね。昔は徹夜組なのか、ドッロドロに汚れた靴の人が多くて(笑)。それが今は、キレイな人が増えたんですよね。服装は“THE・オタク”なのに靴はキレイで好感度も上がるし、なんかカワイイですよね!」  それでも必ず「ちょっと臭いなぁ」と思う人はいるそうで、「自分だけではなく、推しにも迷惑をかけてしまう可能性がある」と危惧する。 「お風呂に入らない、洗濯をしていない(もしくは生乾き)、歯がなくて『歯医者に行くよりチェキを撮る!』という人もいますよね。  女性の場合は推しに会うときは、美容室に行ってネイルに行ってデート感覚なのに、男性は『1円でも多く推しに使いたい!』って。もちろん、『1円でも多く課金してほしい』と考える子もいるかもしれませんが、クサイファンが多くついちゃって『あの界隈はクサイ』なんて言われてしまうことも実際あるんです。そうなると、新規のファンがつきにくくなって、結果的に推しの足をひっぱってしまう可能性もあります」

コンカフェ勤務で学んだ他人のニオイを注意する際のポイント

Chloe BABY ニオイの問題は難しく、なかなか注意できない人も多いはず……。それを相手に向かって直接言うのは失礼にあたるかもしれない。そこで「さりげなくニオイの話に持っていくことがポイント」だという。 「コンカフェで働いていたときに、ちょっと生乾きのニオイがするお客さんには、あえて洗濯物の洗剤トークをするんです。『この柔軟剤使ったことある?』『何の柔軟剤使ってる?』と情報収集のフリをして、いいニオイの柔軟剤をその場で買わせたりしていました。ノリのいいお客さんには『あれ!今日は洗濯失敗した?』と無邪気に言ったこともあります(笑)」  ChloeBABYさんは、実際に体臭がキツかった知人を無臭に変えた経験もあるという。一体、何をしたんだろうか? 「ひどいワキガの子がいたんですが、まずお風呂にきちんと入ってよく洗わせて、ムダ毛を全て処理させて、衣類全てを買い替えたら1週間もかからずニオイは激減しましたよ!」  意外にシンプルな方法だが、その中でも「衣類を全て買い替えるのがいちばん効果があった気がする」そうだ。 「すでに臭くなっている服や靴をいくら洗ってもニオイは完全には取れないので、お金はかかるけど買い替える。細かいことを言うと、新しい服も通気性の良さを重視して、歯磨きはフロスもしたほうがいいし、爪を綺麗にしたら生え際の甘皮も処理して欲しい(笑)。いっぺんにやるのは無理なので、出来るところから少しずつ変えていきましょう!」 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ