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電車内で「大音量で音楽を流す」若者5人組にイライラ…“大柄な白人男性”が放った一言に心の中で拍手

 あらゆる人が乗り合わせる電車内では、しばしばギョッとするような行為や事件を目撃することがある。痴漢という犯罪行為が言語道断であるのは当然にもかかわらず、撲滅には到底至らないまま、なおも車内での日常風景となっている。  悪い見方をすれば「犯罪多発スポット」ともいえる電車だが、昨今では新たな問題が追加された。いわゆる「迷惑系配信者」の乱痴気騒ぎだ。
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電車で見た「目を疑うような光景」

 彼らはバズる動画のためとあらば、乗客が鼻をつまむのもお構いなく、電車内で大音量の音楽を流してはダンスをしてと、好き放題。  2024年10月には、富士急行線に乗車した外国人グループが車内でダンスする迷惑動画を撮影・SNSに投稿。騒動を知った運営会社が法的な措置を検討すると公表し、広く“シェアされる”ニュースとなった。  にもかかわらず、こうした迷惑動画の撮影行為が減少する様子はない。最近も車内やホームにて大型スピーカーで大音量の音楽を流して炎上する女性が登場している。  もはや稀な光景ではないのかもしれない。そんな現場に遭遇してしまったのが、布川明菜さん(仮名・28歳)だ。  布川さんは北関東に住んでいる会社員。普段は車通勤で、電車に乗ることはほとんどない。めずらしく愛車に乗らなかったのは、友人の結婚式に参列する予定だったから。お酒を飲むからと電車に乗ったそうだが、そこで目を疑うような光景に出くわしてしまった。

大音量で音楽を流す若者集団の姿が

「同じ車両で20歳くらいの若者5人が大音量でスマホから音楽を流していたんです。イヤホンをしていたので乗り込むときには気づけなかったのですが……。  車内には、座席の半分を埋めるほどのお客さんがいたものの、免許をまだ持っていないようなごく若い人か、ご老人ばかり。住んでいる地域は車社会なので、大人のほとんどはマイカー移動で電車はめったに使いません。  もちろん、みんな嫌そうな表情を浮かべていました。けれど、分別がないのに元気だけありあまっている若者に注意することは怖くてとてもできない……そんな空気でした。  私も面倒ごとに巻き込まれたくなかったし、そもそも少し距離もあったので、やはり無視を決め込んでいました。逆上されても怖いですしね。寝ているふりをしながら、早く降りてくれることを祈っていました」
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下着が見えているのに、気にせず踊るミニスカートの女性も…
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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