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迷惑YouTuberに「勝手に自分を撮られた」場合、法律で対抗できるか

 YouTubeやライブ配信アプリなどを使い、だれでも動画を配信できるようになった。それだけで生計を立てているYouTuberやライバー(配信者)はもちろん、収益化していない“自称”レベルまで含めたら、相当数が存在していると思われる。都内の繁華街では、それらしき人が撮影している姿を見かけることも珍しくない。なかには、公共の場にもかかわらず、周囲の迷惑もかえりみないトンデモ行動に走る連中も……。
ライブ配信者

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 たまたま見ていたYouTubeの動画に「知らぬ間に自分が映っていた」「勝手に自分が撮られていた」なんて事態もありうる。さらに、それがネガティブな内容で拡散されていたら……考えただけでも恐ろしい。  そんなとき、どのように対応すればいいのだろうか。今回は現役グラビアアイドルの吉沢さりぃ氏が「気持ち悪かった」と話す実体験を紹介したうえで、青山北町法律事務所の松本理平氏に見解をうかがった。

繁華街で勝手に自分の姿を撮られた!

新宿歌舞伎町 夜中の23時頃、私(吉沢さりぃ)は友人と飲んだあと、「早く帰りたい」と思っていた。  場所は新宿・歌舞伎町のドンキホーテ前の交差点。信号が青になったところでJR新宿駅方面に向かって小走りすると、なにか視線を感じた。「あ〜、またスカウトか」と思いつつも目をやると、明らかにスカウトマンではない男がいたのだ。  見た目はいたって普通のサラリーマン。しかし彼は、スマホに向かってブツブツと話しかけている。次の瞬間、カメラの角度を変えると、自撮りのようなかたちで私まで写し込んだのだった。

知らないところで誰かに見られているのが気持ち悪い

 ほんの数十秒のことだが、私は見逃さなかった。その男のスマホには、私の顔から胸までばっちりと収まっていた。あれは間違いなく、何かしらのライブ配信である。というのも、話の内容までは聞き取れなかったが、画面の上下に動く文字のようなものが見えたからだ。  私が睨み付けると、男は大久保方面に走って逃げていった。別に自分が「著名人だから勝手に撮るな」という上から目線のクレームでは全くない。  勝手に撮られたことはもちろん、(視聴者が何人いたのかわからないが)自分の知らないところで私を見ていた人がいる、そして、それに対してコメントをする人がいるという事実がシンプルに気持ち悪かったのだ。
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いきなりの声かけ「僕、YouTuberです!」
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