“思いつきで坊主にした”25歳女性に聞く、日常生活で変わったこと「起きて20分で家を出られる」二日後には頭にタトゥーを彫ったワケ
多様な価値観が広まりつつあるとはいえ、右へならえ的な精神もまだ強い日本。そんななかでも、奇抜なスタイルに挑戦する人も少なからず存在する。
SNSには“坊主女子”なるハッシュタグもあり、検索すれば頭を丸めた女性たちの写真がずらっと並び、まさに壮観。
大阪でBARの店長を務めるにこるさん(25歳)も、“坊主女子”の一人。突如、長かった髪の毛を丸めてしまったのだという。なぜそうしたのか、率直に気になるところだ。本人の口から経緯を語ってもらおう。
坊主の女性といえば、夏目雅子やICONIQを思い出す人もいるだろう。最近でいうとガールズグループXGのCOCONAも坊主頭がアイコンだ。
それでも女性の髪型としてはまだまだマイノリティ。坊主にするには何かしらの“意味”が必要にも感じられる。翻って、にこるさんはあっけらかんとしていた。
「恥ずかしながら、私はちゃんとした理由がまったくなくて(笑)。ある朝起きて、ふと『坊主にしよう』って思い立ったんです。それまでは、坊主なんて考えたことさえありませんでした」
そこからの動きは早い。自身が店長を務めるBARで“断髪式イベント”の開催を決め、スタッフや常連客らにバリカンで刈ってもらった。
「特に勇気もいらなかった」と飄々と話すにこるさんには、気負いも力みもなかった。このライトな感覚こそが、なんとも現在の若者らしい。
思いつきの行動だとしても、大きな変化であることは間違いない。坊主になった自身の姿を鏡で見た際、どんな感想を持ったのか。
「不思議な感じでしたね。そこにいるのが自分ではなくて『なんか坊主の人がいるなぁ』と。坊主にしてすぐにビックリしたのはエアコンです。風の流れを頭皮ではっきり感じるんです(笑)」
派手で奇抜な雰囲気が漂う勤務先のBARは、関係者の面々も個性的。ゆえに断髪式に参加したスタッフや常連客からは好評を博したそうだ。一方、それ以外の知人・友人からの反応も気になるところ。
「このあいだ、坊主にして初めて高校時代の友だちと食事に行ったんですが、最初はやっぱり驚いていましたね。でも、高校時代も部活の時間にずっと馬の被り物をかぶってバランスボールで跳ねていたりしたので、わりとすぐに『あなたならやってもおかしくないよね』と、納得していました(笑)」

にこるさん(25歳)
坊主にした理由は?

坊主にする前の一枚
エアコンにビックリ「風の流れを頭皮で感じた」
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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