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石破首相を「どこまでも醜い、奇妙な生き物」と表現した北村晴男氏。この一件を“個人の暴走”として矮小化してはならない理由

石破首相を「どこまでも醜い、奇妙な生き物」と表現

 参院選比例区で当選を果たした日本保守党の北村晴男氏の発言が波紋を広げています。“敗北を喫した石破茂総理が衆議院を解散する”との誤情報を引用して、<どこまでも醜い、奇妙な生き物>だと、自身のXアカウントに投稿したのです。  この発言に対して、各所から批判の声があがっています。『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で共演していた橋下徹氏は自身のXアカウントで、<これまでは単なる一弁護士で好き勝手言えたが、これからは税金で飯を食っていく公人の国会議員だ。発言の仕方を一から勉強しろ>と、かつての仲間をいさめました。  また、普段は石破首相に批判的なネットユーザーも、さすがに擁護のしようがないといった様子です。一線を越えた誹謗中傷である。これが大方の認識です。

今回の一件があらわす「現代の政治が抱える問題」

 言うまでもなく、北村氏の発言は論外です。しかしながら、これを個人の問題として矮小化するわけにもいきません。なぜなら、今回の一件には現代の政治や選挙が抱える問題がわかりやすくあらわれているからです。  まず、北村氏の“悪口”には全くセンスがありません。政治家の仕事が言葉を使って人々を動かすことだとすれば、北村氏はその資質を欠いていると言わざるを得ないでしょう。  これは、悪口がよくないという意味ではありません。むしろ、悪口ほど言語能力が問われる技術はないということです。  では、北村氏はなぜ言語能力を欠いているか、具体的に見ていきましょう。
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北村氏が石破首相を「醜い」と称する心理とは?
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音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。X: @TakayukiIshigu4

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