お金

世界のお金持ちたちは知っている「金よりも手堅い“究極の守りの資産”」…実は約10万円から誰でも購入可能

 7月22日、アメリカのトランプ大統領はSNSで日本と関税交渉で合意したと発表。相互関税を15%に引き下げることが明らかとなり、23日朝の東京株式市場は取引開始直後から全面高に。日経平均株価は一時、1500円以上値上がりし、2025年の最高値を更新した。だが、関税がなくなるわけではないことから、先行きについては慎重な見方をする意見もあり、こうした相場展開に不安を感じている読者は少なくないだろう。

アンティークコイン投資の3つの強み

バイアンドホールド

松本侑氏

「 “守りの資産”としてアンティークコイン投資を始めるのがおすすめです」と教えてくれたのは、株式投資スクールで講師を務める松本侑氏。松本氏は1000万円を元本に7年前からアンティークコイン投資を行い、資産を2500万円に増やしたという。 ――アンティークコイン投資をおすすめする理由は? 松本 理由は3つあります。1つ目は今回のトランプ関税ショックや、リーマンショックのような金融・経済危機、そこから生じる景気後退の影響を受けないという強みです。金ですら関税発動の影響で一時的に下落しましたが、アンティークコインは大丈夫でした。  2つ目はアンティークコインが被中央集権の資産であることです。現金は銀行、投資信託や株式、債権といった有価証券は証券会社に預けて管理されていて、可能性は限りなく低いですが、銀行や証券会社が破綻してしまうと没収されてしまうかもしれません。万が一に備えて、国に管理されていない被中央集権の資産を持っておいたほうが安全です。  そして3つ目は、金や銀を持つよりもキャピタルゲインを狙える可能性があるという点です。たとえば、交通事故で急逝したダイアナ妃を追悼するために1999年にイギリスで7500枚だけ発行された“ダイアナ妃追悼記念硬貨 5ポンド金貨”は、希少金貨として高い人気を誇ります。発行当時は20万円でしたが、現在は400万円ほどで取引されています。

アンティークコインの資産は3つの要素で決まる

――古い金貨や銀貨ならアンティークコインとして価値があるのでしょうか? 松本 そもそもアンティークコインは、100年前に製造されたコインのことを言います。ですので、先ほど例に挙げた“ダイアナ妃追悼記念硬貨 5ポンド金貨”は厳密にはアンティークコインではなく、モダンコインに分類されます。  そのうえで資産価値のお話をすると、大前提として、すべてのアンティークコインに資産価値があるわけではありません。3つの要素をすべて満たしたときに資産価値が生まれます。 ――資産価値に影響する3つの要素とは? 松本 人気、品質、希少性です。コインは多くの国で発行されていますが、とくに人気が高いのはイギリスの金貨。デザインが緻密できれいなものが多く、1839年に発行されたウラとライオンの金貨は最も美しいコインとして知られていて、1億6000万円で落札されたこともあります。  ただし、人気と希少性のあるコインでも、品質が低い資産価値は大きく下がります。まったく同じコインなのに、品質が違うだけで価値が10倍変わるなんてこともさらにあるんですよ。 ――では、品質はどのように決まるのですか? 松本 アンティークコインの品質は、NGCやPCGSといった主要な鑑定機関がチェックし、コインの状態を1から70の数値で評価します。数値が高いほど、コインの状態がいいというわけです。
次のページ
初心者におすすめのアンティークコイン
1
2
【関連キーワードから記事を探す】