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「コイツ未成年と遊んでます」SNSで誹謗中傷された28歳会社員…犯人は“まさかの人物”だった

 SNSの利用者数は増加する一方で、もはや国民のほとんどがそれらの情報サービスの恩恵を受けていると言っても過言ではありません。  一方、SNSにまつわる様々な問題が露呈していることも大きな問題となっています。  そのSNSが良好だった二人の関係を裂くきっかけとなりました。一体何がおこったのでしょうか。  
出会いは「乗り鉄」から

※画像はイメージです

出会いは「乗り鉄」から

 都内の本社に異動となった細川さん(28)は、入社時に配属された研究職から営業サポートチーフという大役を任され、最初は緊張の連続だったといいます。  そんな中、本社で出会ったのが1歳年上の営業担当・木村さんでした。 「まさか会社に”乗り鉄”仲間がいるとは思いませんでした」  昼休みの雑談をきっかけに意気投合した二人は、休日になると連れ立って全国各地の鉄道旅に出かけました。  車窓に広がる景色を楽しみ、珍しい車両を追いかけ、駅弁を味わう時間。社会人になってから友人に恵まれず孤独を感じていた細川さんにとって、木村さんは特別な存在でした。 「一緒に電車を待っているだけで楽しかった。マニアックな話題でも分かり合える人って、なかなかいないですからね」  鉄道が二人の距離を一気に縮め、細川さんは公私共に木村さんと楽しい日々を過ごしたといいます。

インスタで広がった世界

 そんなある日、木村さんが何気なく細川さんに提案したそうです。 「せっかく撮ってるんだし、インスタに上げてみたら?」  細川さんは学生時代に写真同好会に所属し、撮影と文章表現に自信がありました。半信半疑で始めたアカウントは、瞬く間にフォロワーを集めます。  走行中の列車やノスタルジックな駅舎を切り取った写真、そこに添えられる旅情あふれるキャプション。それらが鉄道ファンだけでなく幅広い層に支持され、わずか3か月で1万人に達したそうです。 「『この景色に癒されました』なんてコメントをいただくと、本当に励みになりました」  しかしその頃から、木村さんとの距離が少しずつ変わっていきました。以前のように頻繁に出かけなくなり、社内でもそっけない態度を取られることが増えたのです。 「最近、ちょっと避けられてるのかな……」と細川さんは感じるようになりました。
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嫉妬が生んだ影
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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