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「稼げれば何でもいい」の末路…元セクシー女優が見た“立ちんぼに堕ちる若者”の危険すぎる実態

 昨年から大久保公園の立ちんぼ行為を取材し、様々な闇を目の当たりにした。もちろん私自身が売買をおこなった身ではないため、あくまで表から見ただけに過ぎない。しかし、それでも歓楽街で過ごす複雑な住人たちの在り方に触れたのである。

ナイトワークの“受け皿”からもこぼれ落ちる人々の実態

大久保公園

2025年8月、新宿区・大久保公園にて、男性が女性に交渉していると思われる様子 
写真/たかなし亜妖

 これまでの取材を通じて感じたのが「ナイトワークのスタートラインにすら立てない人々」が圧倒的に増えていることだ。私が考える“働くうえでのスタートライン”とは、最低限のルールや社会性を守れるかどうかという、ごく基本的な条件を指している。  具体的に言うと「飽き性で1か所に身を置けない」「身分証不所持のため、面接へ行けない」「遅刻や当日欠勤を繰り返し、何度も解雇される」といった人は、最低限の条件を満たしていない。  もともと夜職とは、一般職が難しい人々の受け皿だったはずなのに、既に一部は受け皿から溢れ出ている。よって正規ルートでの労働が困難となり、ルール外の立ちんぼやパパ活、SNSでの個人売春に辿り着くのだ。  身分証不所持など世間一般で考えれば、あり得ない話だろう。けれども、この世界には保険証ですら持っていない人は一定数いて、仲間内で1枚の保険証を使い回す違法行為も横行する。診療は受けられるものの、就労に必要な条件を満たせず、行きつく先は身分証不要の怪しい仕事しか残されていない。  その手の仕事が存在すること自体が問題ではあるものの、現実への理解が薄いナイトワーカーが多いのも事実。「稼げればなんでもいい」という無謀さが闇を深め、己をスタートラインから大きく遠ざけるのだ。

起きられない、シフト通りに動けない…「基礎」ができていない若者たち

 昔から朝が苦手で、その日の気分で欠勤をするナイトワーカーは大勢いる。定時出勤・退勤が厳しいからこそ夜職に就くのだが、近頃のお店はどこも水準が高い。客入りが厳しい一方でキャストばかりが増え、苦戦を強いられ続けるからこそ働き手に意識の高さを求めるようになったのだ。  少ない客をガッチリと獲得し、利益を出すにはいい加減な人間を排除するほかない。その結果、働き手の側で朝起きられず、シフト通りに動けないうえに接客態度が悪ければあっさりとクビか、ひっそりと干され、退店を申し出るように促される。  店のルールを守るのは当然なものの、こういった「基本のキ」ができていない若者が今は特に多い。どこかで多様性とわがままを履き違え、違法店でもお金を得る手段が用意されてしまっているからこそ、ズルズルと闇の底へ引きずり込まれて行くのだ。
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違法行為に手を染める“ノラ猫系ナイトワーカー”とは
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
X(旧Twitter):@takanashiaaya

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