ドジャースが「126勝ペース」の異常値…25年ぶり“歴史的記録”更新に現実味が出てきたワケ
ドジャースの大谷翔平がエンゼルスに所属していた2021年以来、5年ぶりとなる投手専念で試合に出場。今季初めて自責点を許したものの、見事な投球を披露し、チームを勝利に導いた。
特に光ったのは、8回にダメ押しとなるグランドスラムを放ったラッシングだ。中軸を担うウィル・スミスの陰に隠れ、2番手捕手としてなかなか出場機会に恵まれないラッシングだが、今季は自慢の打撃が絶好調。試合前の時点で.538という高打率を残していた。
この日は7番指名打者として大谷の“代役”を務めたラッシング。4打数2安打1本塁打で、ロバーツ監督の起用が的中した形になったといえるだろう。
他にも1番に入ったカイル・タッカーに今季2号が飛び出すなど、大谷抜きでも破壊力のあるところを見せつけたドジャース打線。これでチームの今季総得点を105としたが、これは両リーグ合わせて2位。1試合平均得点に換算すると5.83で、これは堂々の1位である(※数字はすべて16日現在)。
ナ・リーグワースト2位の盗塁数(8)や、3番目に多い併殺打(15)など改善できる部分もまだあるが、本塁打、打率、出塁率、長打率など、主要な打撃項目はすべてメジャーでトップ。戦列を離れているムーキー・ベッツが万全の状態で戻ってくれば、さらに得点力はアップするだろう。
ドジャースが盤石なのは投手陣も同じ。59失点は両リーグ通じて最少で、被打率は30球団で唯一の1割台(.199)を誇る。防御率3.16の先発陣だけでなく、昨季はアキレス腱といわれた救援陣も防御率3.24と立て直しに成功している。
5年ぶりの“投手専念”で見せた圧巻のピッチング
日本時間16日、本拠地ドジャースタジアムで行われたメッツとの一戦。大谷は指定席の「1番指名打者兼投手」としてではなく、先発投手として起用されると、6回を投げメッツ打線を1点に抑え込んだ。 7回以降は大谷の後を受けたリリーフ陣が粘投。大谷は今季2勝目を挙げ、チームは今季3度目の3連勝を記録した。 大谷はこの日、メッツの打者22人と対峙。許した出塁は2本の二塁打と2つの四球だけで、レギュラーシーズンでは2023年6月以来となる2桁奪三振(10個)も記録した。 実は試合前、先発メンバーが発表されたときは、大谷抜きのドジャース打線に対して懸念の声も聞かれた。2年連続で50本以上の本塁打を放ち、打撃は上り調子だった大谷。チームNo.1の長距離砲が自らを援護できないことに不安を覚えたファンもいただろう。 しかし、終わってみればその心配は杞憂に終わった。 ドジャースは2回裏にキム・ヘソンの今季1号2ランで先制すると、6回裏にテオスカー・ヘルナンデスが貴重なソロ本塁打で加点。リードを2点に広げると、8回裏に打線が爆発し、一挙5点を挙げた。 結局、ドジャース打線は4本塁打を含む12安打で8得点。中盤までメッツ先発のクレイ・ホームズにてこずっていたが、試合後半の集中打は見事だった。From Jackie and Rachel Robinson’s granddaughter Sonya throwing out the first pitch to the Boys in Blue completing the sweep, it was a Jackie Robinson Day to remember. 💙 pic.twitter.com/X0cIIh5P9a
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) April 16, 2026
“大谷の代役”ラッシングが躍動
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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