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「Z世代の失業率30%」の予測も。AIがジュニアの仕事を奪い新卒採用がストップ、若者を襲う“AI淘汰”の足音

AIで仕事はラクになるはずだった。だが現実には、最新ツールの習得に追われ、AIが生み出した大量の資料やログの確認に時間を奪われ、むしろ疲労感を深めている会社員が少なくない。アメリカではAI利用率が評価対象となり、使いこなせなければ淘汰される圧力まで強まっているという。効率化の切り札だったはずのAIは、なぜ人をここまで消耗させるのか。現場の証言から“AI疲れ”の正体を追った。

AIには人を疲弊させる一面も

[なぜかクソ忙しい!]の正体

写真はイメージ

AIがホワイトカラーの仕事を奪う――。そう言われるようになって久しいが、AIは仕事を効率化する一方で、人を疲弊させる一面をも有する。ITコンサルタントとして働く高野晃さん(仮名・46歳)が話す。 「ChatGPTがリリースされた当初は単に文章を生成するだけのものだったのに、3年足らずで自律的にタスクを実行するAIエージェントが登場するなど、AIは異常な速度で進化し続けている。Geminiが覇権を握ったと思ったらClaudeが大きな話題を呼び、直近では『次のChatGPT』としてAIエージェントのOpenClawがバズりまくっていることからわかるように、今日使っていたAIが明日には陳腐化するような世界。 なので、日々アップデートされる情報をキャッチアップしないとすぐに置いていかれてしまうんです。新たなAIツールが登場すればすぐに研修を受けるようにしていますが、それだけで何日も潰れる。情報収集や資料作成にシステム設計、コーディングなど効率化できた仕事は多岐にわたりますが、効率化できたらその分、新たな仕事をこなすだけ。AIのおかげでこなせる仕事量は大幅に増えました。しかし、勉強すべきことも増えて仕事時間は変わらないので、疲労度は増す一方なんです……」

AI先進国のアメリカでは疲労度がアップ

AI先進国のアメリカでは、その疲労度はさらに増す。米IT企業でプロダクト・マネジャーとして働く福原たまねぎ氏は次のように話す。 「アメリカのテック業界は、もはやAIで生産性を上げて当たり前という世界。だから、従業員一人ひとりの“AI利用率”をトラック(監視)する企業が増えています。明確な評価基準として組み込まれているため、利用率が低ければ低評価がつけられ、最悪の場合、人員整理の対象となる。エンジニアのコーディングが最もわかりやすいのですが、以前は週に5本のコードを書いていたエンジニアが、あっという間に10本以上のコードを書くようになってきた。 その驚異的な生産性向上は、過剰な期待感に切り替わっており、多くの人が重圧の中で身も心もすり減らしている状況。その一方で、満足感や達成感が減っている。AIがある程度のコードをアウトプットしてくれるので、『“自分で書いた感”がない』というエンジニアが増えた。重圧にさらされながら大量の仕事をこなしているのに、達成感はなく疲労感は増す……という具合」 [なぜかクソ忙しい!]の正体
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AI浸透で米国では新卒採用をストップ
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