「娘を4日間引き渡さなかった」として弁護士に賠償命令…元裁判官が「あまりに雑」と疑問視する高裁判決
―[その判決に異議あり!]―
親権を持つ父親が、娘を引き渡さなかった元妻とその代理人弁護士に賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は7月30日、引き渡し拒否を違法と認め、弁護士も法的リスクを適切に説明しなかったとして、2人に計5万5000円の支払いを命じた。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「実子「連れ去り」巡る弁護士説明責任訴訟判決」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
依頼人を懸命に諭した弁護士をなぜ「加害者」として裁くのか

写真はイメージです
「裁判官ガチャ」は高裁にまで広がっている
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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