虚偽の告発で逮捕、体重は27キロに…無実の16歳少女を死に追いやった日本の「人質司法」という悲劇
―[その判決に異議あり!]―
兵庫県の障がい者福祉施設で働く16歳の少女が、利用者からの告発により暴行容疑で逮捕された。未成年ながら留置場で勾留され、自白を迫られる中で摂食障害に。18日後に処分保留で釈放された(その後、不起訴)が回復せず、5か月後に死亡。後に告発は虚偽と判明し、母は国と兵庫県に約1億円の賠償を求め提訴した。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「兵庫障がい者施設暴行冤罪事件国賠訴訟」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
無実の16歳少女を死に追いやった、あまりに罪深い日本の「人質司法」

写真はイメージです
悲劇の教訓は、生かされていない
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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