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キャラづくりで逆転 既婚ブ男でもモテる!

何でコイツが? “なぜか”モテる既婚男【実例集】 ●それでもダメならおのれを知れ パパイヤ鈴木そっくりでも優しさアピールで”頼れる男”に 菅井恭彦さん(仮名)・34歳・ 不動産会社営業  かなりのクセ毛にムチムチ体形、おまけにパパイヤ鈴木似――三重苦とでもいうべき残念なルックスの菅井さん。それでも、2年前から同じ会社の美人人事担当と交際中というから聞き捨てにならない。 「彼女が営業のときはたまに仕事で一緒でしたが、僕なんてまるで眼中になかったはず。でも、彼女が人事に異動して僕のキャリアカウンセリングを担当して以来、急速に距離が縮まったんです」  素直に仕事の悩みを吐露する率直さで彼女の心を掴んだところで、菅井氏はある作戦に出た。子持ちのデブという所帯じみたキャラを、”頼りがいのある男キャラ”に昇華してしまったのだ。 「基本はどんな頼みも断らないこと。例えば彼女が『これから友達と飲むんだけど一緒に来ない?』と誘ってきたら、面倒くさがらずについていく。『何だか疲れちゃってさ、温泉に行きたいな』なんてふいに呟いてきたら、『じゃ、今から行こうか』といって、スーパー銭湯に連れて行くだとか」  100%は応えられなくとも、一応何でも聞く姿勢を見せるのが重要なのだという。 「あとは、会うときには香水の匂いがほのかに香るアトマイザー付き携帯ストラップや、女受けしそうな動物柄のカフスなんかをこれみよがしに着けていくんです。すると向こうが『何、それ~?』なんて言うでしょ。そうしたら、『いや~、今日デートだと思って張り切ってオシャレしちゃったよ』なんて素直に言う。向こうも絶対悪い気はしないから」  独身女子ウケする小物を身に着けて会話のキッカケをつくるくらいなら今日からでもマネできそうだ。とはいえ、それでもなかなか最後の一線は越えられなかった菅井さん。最後は「俺も男だ」と、頼れる人畜無害キャラから一気にオスに豹変して、トドメを刺した。  ブサイクは、率直さで勝負するしかないと強調する菅井さん。身の程をわきまえたキャラづくりが勝利を導いたのだ。 【格言】 容姿がイマイチでも、キャラづくりで逆転チャンスはある イラスト/森 宏 ― なぜかモテる既婚者の秘密【7】 ―
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