マー君夫妻へアドバイス「海外ドラマでNYセレブを知れ」
前代未聞の7年、約161億円の契約で名門ヤンキースのピンストライプのユニフォームに袖を通すことになったマー君こと田中将大(25歳)。日本一の右腕が異国の地でぶつかる難敵はなにも対戦相手ばかりではない。同僚、マスコミ、ファン、食生活……マー君が名実ともにニューヨークの顔になる“条件”を探った
◆人気海外ドラマでNYセレブを知る
“郷に入れば郷に従え”というように、たとえ英語は苦手でも、現地の慣習を知ればコミュニケーションはスムーズになる。ハリウッドなどエンタメコンテンツの翻訳者として活躍するM氏はコミュニケーションの不安を簡単に解消できる方法として「海外ドラマ観賞」を挙げる。
「海外ドラマ観賞の利点は映画と違って時間が短く、1話45分程度。コメディなら30分以内。ドラマにもよりますが、20話程度の1シーズンでキャラクターやストーリーが語られ、そのなかに感謝祭、クリスマスなどアメリカの年中行事のエピソードが必ず入ります。慣習と同時に生きた英語も楽しく学べる一石二鳥の便利なツールです」
マー君夫妻が暮らすニューヨークを舞台にしたドラマは数えきれないほどあるが、M氏が勧めるのは中心人物がニューヨークセレブの『ゴシップ・ガール』と『リベンジ』だ。「アメリカでも旋風を巻き起こした『ゴシップ~』は、セレブたちの恋愛、友情、家族といった人間模様が生々しく描かれていて、パーティシーンやファッションも華やか。スキャンダラスで刺激的に、楽しくセレブ界をのぞき見ることができます。『リベンジ』は、復讐もののサスペンス・ドラマですが、舞台はお金持ちニューヨーカーの高級別荘地として知られるハンプトン。実際の同地には、巨匠スティーヴン・スピルバーグ、名優ロバート・デ・ニーロ、カルバン・クラインなど、名だたるセレブたちの別荘だらけ。マー君夫妻がニューヨーク暮らしをイメージするには最適でしょう」。
<マー君!メジャーの先達&関係者からエール>
●『彼が投げる姿を見ている僕からすると、タナカはメジャーでもローテーションの1番手だね』(元インディアンス/ 現広島カープ・バリントン)
●『絶対に逃げないこと。メジャーのバッターは向かってくる気持ちが全然違う』(レンジャーズ・ダルビッシュ有)
●『ヨメを通じてほかの選手と交流が深まったことが多々ある』(元カージナルス他・田口 壮氏)
●『俺はハローしか喋れなかった』(元ジャイアンツ他・新庄剛志氏)
⇒「向こうに行って覚えたのは『appreciate it.(感謝しています)』と『good atomosphere.(いい雰囲気だね)』の2つ。コレで行け」と補足
●『志のある人間にとっては最高の場所ではないか』(ヤンキース・イチロー)
― 大手マスコミが書けない マー君がヤンキースで活躍できる条件【6】 ―
『gossip girl / ゴシップガール』 名門私立高校生のセレブな日常を描いたTVドラマの第1シーズンBOX第1弾 |
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