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「サバイバルゲーム」が再ブレイク! 初心者や女性にも人気のワケ

「流行は繰り返される」という。確かに我々が幼少期にハヤっていた事象&アイテムが、あるものはかたちを変え、またあるものはそのままのかたちで注目されている。そこで、再ブレイクの仕組みとその魅力を紐解いてみた! ◆マニア向けから進化して再ブレイクを果たす!<サバイバルゲーム>
サバイバルゲーム

始まりの合図が鳴り、相手陣地のフラッグを奪取すべく一斉に駆け出すプレイヤー

 迷彩服に身を包んだミリオタたちが、野山を駆け巡りながら自慢の改造エアガンでガンガン撃ち合う……。そんな”マニアの趣味”というイメージの強かったサバイバルゲームが近年、一般人の間でもじわじわとブームになっている。  郊外にはサバゲー専用の屋内フィールドがいくつもあり、都心にある「ASOBIBA」では、エアガンや衣装のレンタルも完備。初心者や女性の参加者も多い。  なかでも人気なのが「フラッグハント」なる競技で、同協会の代表・湯村淳氏は「参加者の3~4割は女性。ごく普通の会社勤めをしている方ばかりで、ジムやボルダリング、フットサルをするのと同じスポーツ感覚で楽しんでいますね」と語る。同会ではエアガンのスペックで優劣がついたり、体力勝負の個人戦になりがちだったサバゲーを「フラッグハント」という団体競技としてルール整備し、参加者を増やしている。
湯村淳氏

湯村淳氏

「フィールドはバスケのコート2面分ほどの大きさで、身を隠すためのバンカー(障害物)を両陣地に同じ条件で置きます。1ゲーム約5分間と短く、男女の体格や体力差に関係なく楽しめます」  エアガンを撃ち合う爽快感や、生き残りを賭けた緊張感はもちろん、チームワークや戦略がものをいう団体戦なので、参加者同士の交流が生まれやすいのも魅力だ。 「ゲーム中はゴーグルとマスクで顔を隠しているので、女性もいつもより大胆になれるようです(笑)。普段は見せない本性もわかり、ゲーム後の交流会は盛り上がります」 「サバゲー合コン」なるものが他団体では開催されるなど、男女の出会いや異業種交流の場としても要注目。今後さらに競技人口の増加が見込めるアツいアクティビティなのだ。 ★再燃のワケ スポーツとしてルールを整備し、間口を広げる ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=625911 【湯村淳氏】 日本フラッグハント協会代表。’11年の設立以来、フラッグハントの拡大を目指し、大会運営などにあたる。詳細は、http://www.flaghunt.net/、公式フェイスブックページまで ― ’80~’90年代[懐かしのブーム]が再熱する理由【1】 ―
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