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大つけ麺博2011 衝撃の美味はこれだ!

10月16日、大盛況のうちに幕を閉じた第3回「大つけ麺博」。今回は過去最大の32店舗の出店があった。そのうち23店舗を完食した日刊SPA!つけ麺担当者の独断によるベスト4を紹介したい。

◆五ノ神製作所 「つけ麺 銀ダラ絞り」

五ノ神 「衝撃」。この一言に尽きる。豚、鶏といった基本的な素材を使用せず、銀ダラをローストして取ったというつけ汁は、銀ダラの旨みがそのまま汁になったような一杯。

小麦の香りがつまったもっちりした極太麺でつけ汁ともベストマッチ……と書いてみたが、恐らく、文章だけ読んでも味の想像は付かないだろう。筆者も数多くのつけ麺を食べてきたが、これは初体験の味。何と言ったらいいのだろう。動物系をつかっていないはずなのに、粘度とオイリーさがあり、本当に「銀ダラの味」がつけ汁になっているのだ。

食べ進めていくうちに、口の中が銀ダラの風味で支配されてしまうが、トッピングのガリを食べると、口の中がサッパリして、次の一杯が新鮮味を帯びる。また、トッピングの鶏チャーシューもジューシーな肉汁溢れる素晴らしい一品。

魚介系が苦手な人には不向きなメニューと思うかもしれないが、巷に溢れる「濃厚魚介系つけ麺」とは一線を画する衝撃的な味である。実店舗でも是非レギュラー化して欲しい一品だ。


◆豚の骨×無心by無鉄砲 「豚にぼつけ麺」

無鉄砲関西の雄・無鉄砲グループから、今回の刺客は「豚にぼ」。無鉄砲の、これでもかという豚メインのつけ汁に煮干を合わせたつけ麺だ。

「動物系が強い」などという生易しいものではない、超がつくほどのド豚骨。関東の人間にすれば、年に一度の出会い。しかし、昨年、中野と野方に無鉄砲の関東進出店が開店し、以前より若干ありがたみは薄れたともいえる。それでも強烈なド豚骨には強い誘惑を感じた。

それから、他の店に負けず劣らずの極太麺にも関わらず、列の回転が非常に速いのにはイベント慣れの貫禄を感じた。また、お客の見える場所でジュージューと焙った炭火焼の焙り焼きチャーシューも絶品。筆者が並んでいたときは、ほとんどの人がこのトッピングを付けていた。個人的に「ミスター大つけ麺博」の称号を与えたいお店だ。


◆田崎真也×黄金の塩らぁ麺Due Italian 「ワインレッドの誘惑」

田崎大つけ麺博の目玉の一つである「コラボつけ麺」。今回も様々なコラボがあったが一番魅力を感じたのはこの店舗。

麺には野菜やクリームチーズがかかっておりそのままでも食べることが出来るが、それを赤ワインの利いた渋めのドミグラスソースにつけて食べる。これはいい意味で、つけ麺の領域を超えた味である。

また、付属のマスタードソースが全体の味を引き締めてくれて、最後まで飽きることなく食べられた。「余ったスープにご飯を入れると美味いらしい」という情報をキャッチしていたので、近くのコンビニで塩おにぎりを購入し試したみたが、これがまた超美味。正直、コラボつけ麺は名前が先行してしまい味がイマイチというお店も少なくないのだが、このつけ麺は非常に楽しめた。


◆麺堂稲葉 「つけめんウルトラソウル」

稲葉筆者の地元である茨城県の人気店。ご主人の名前が「小林」なのにお店の名前が麺堂稲葉とはこれ如何に…。

稲葉、ウルトラソウル……勘の良い方ならピンと来たかもしれないがこのお店のご主人はB’zが大好きで、お店の名前にまで「稲葉」と名づけてしまったというユーモラスなお店なのだ。

そんなお店が出してきたのは濃厚な鶏白湯のつけ麺。鶏の旨味がたっぷりでとろとろのつけ汁は絶品で「ド豚骨」ならぬ「ド鶏白湯」。地元・茨城県にこのようなハイレベルなお店があることが嬉しい。今度地元に帰ったら、是非実店舗にもお邪魔したい。

他にも素晴らしいお店が多々あったが、厳選の4店舗を紹介させてもらった。前回来場者は22万人を超え、それを凌ぐ来場者(現在未発表)であったであろう今回の「大つけ麺博」。第4回目となる来年は、我々つけ麺ファンをさらに魅了するイベントを期待したい。

取材・文・撮影/日刊SPA!取材班

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