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5万円でBMWが買えた!激レアなヴィンテージ車が激安で手に入るワケ

 予算5万円でマイカーは故障車・不動車かと思いきや、「ネット―オークション、フリマアプリなどの“個人売買”ならば、超レアな高級ヴィンテージ車を買えることもあります」とは、漫画家の山本マサユキ氏だ。

人気のヴィンテージ車とも激安で出会える

「マニアからも人気のBMWの『イセッタ』という車を手に入れました。今では絶対に生まれないデザイン性が逆に新しい、と若い人からの需要も高く、普通はこの値段じゃ絶対に手に入りませんが、少し修理すれば乗れる状態でしたし、個性ある名車に激安で出会えるのも魅力です」
5万円 激安車

BMW社が、戦後イタリアのイソ社からライセンスを買って生産した「イセッタ」

 同じくネットを通じた個人売買で購入した「バモス ホンダ」もかねてから狙っていたため、見つけた瞬間即決だったとか。 「たまたまほしいなと思っていたところに、いいタイミングで、いい値段でネットに掲載があったので、すぐ購入しました。やはり乗るには修理がちょっと必要なのですが、それも楽しみのひとつ。少しでも修理するところがあるとお金がかかって結局、激安の意味がないじゃないか、ヴィンテージ車だと修理代も高そうだし、と思う人もいるかもしれませんが、純正にこだわらなければ、修理代は高くありません。+5万円かかったとしても10万円ですからね。安いものです。自分で直せない人でもディーラーじゃなくて、近くの自動車修理屋さんに相談してみたりすれば、そんなに高いことはないはず。それに、手のかかる車って可愛いものですよ」
5万円 激安車

Amazonで互換性のある安価な部品を使ったり、ハーレーのライトを代用したりと純正にこだわらず修理を進めているという

遺品整理などで名車が出品されることも

 山本氏曰く、競争率の高いレアなヴィンテージ車の場合は、即断即決が必要。遺品整理や、ヴィンテージ車を維持しきれない人が出品してしまうようだ。
5万円 激安車

5万円ではないが20万円という格安で購入したSUZUKIの初代ジムニー。こちらも現在レストア中

「狙っていた車が出品されているのに、質問なんかしているのはナンセンス。15万円以上だったら買わないなどのマイルールは作っておいて、パッと見て、直感で良いと思うのがあればすぐ落札するべき。ダメだったとしても5万円ですし、ダメで元々くらいの気持ちで買うのがベストだと思います。あ、でも必要書類があるかだけは要チェックです」 <山本氏の激安ヴィンテージ車を買う際の3か条> ・見て良いと思ったら秒で入札(もしくは落とせ)! ・あとのことは買ってから考えろ!大抵なんとかなる! ・書類がちゃんと揃っているか確認しろ!
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日常的に使いたい車を激安で購入したい人がチェックすべきこと
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