ポスト四元奈生美は? 美人卓球選手を探せ
福原愛のロンドン五輪以来初の公式試合となった、平成23年度全日本卓球選手権大会(以下全日本)に「卓球界のジャンヌダルク」四元奈生美が産後、2年ぶりに一線に帰ってきた。四元選手はお笑い芸人の山口智充がデザインした虹色のネクタイ柄のユニフォームを着て女子ダブルスに登場、久しぶりの公式戦のためか、本来の力を発揮することもなく、残念ながら初戦で敗退した。
しかし、その美しさや独特で奇抜なウェアなどにより常に卓球界を沸かせ、アピールし続けてきた選手なだけに、もう少し戦いを見守りたかったという人は多かったはずだ。
四元の影響か、卓球の実力はもちろん、女性らしく、健康的で美しく華やかで卓球界を盛り上げる選手が続々と登場している。今大会を通じて活躍した選手のうち、目に留まった3人の選手をピックアップしてみた。
◆重本幸恵(サンリツ所属) ファッション性抜群のワンピ風ユニフォームで人気
※写真はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=377978
今大会は、女子シングル14位、女子ダブルス7位にランク。屈託無い笑顔が素敵な福岡の特技は、福原愛も武器として操り、有名となった「王子サーブ」。テレビ中継では16種類を有すると紹介され、注目を浴びている。ネット競技においてサーブは第一のパフォーマンスに値するが、これほど芸術性の高いサーブを観たことがない。プレイスタイルは超攻撃的で。福岡の芸術性に富んだサーブの数々は一見の価値がある。
【福岡春菜】
’84年生まれ、徳島県出身。現在日本リーグ一部に属する中国電力のエース。現日本リーガー。2006年第48回世界卓球選手権団体銅メダリスト、2008年北京オリンピックに出場
◆森薗美咲(日立化成所属) 石川佳純との20歳コンビに期待!
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今大会では女子ダブルス準優勝。石川佳純選手とは同じ20歳であり、2010年12月に開催された第8回世界ジュニア(18歳以下の世界大会)では、一緒に日本女子チームを牽引。中国の8連覇を阻み女子団体初優勝を日本にもたらした。中国の牙城を破っての価値ある優勝は快挙ともいえる。
この森薗選手。小柄でキュートな面を持つのだが、試合では小柄さからは想像できない大胆なプレーをみせてくれる。強さは本物で、昨年12月には世界選手権個人戦の女子日本代表選考会で優勝し、今年5月に開催される世界選手権個人戦パリ大会へ日本代表として出場も決まっているほどだ。ここでも石川選手と一緒に、同じ20歳コンビとして卓球界を爆発的に盛り上げて欲しい。世界戦でのテレビ放映で彼女はどんなプレーを見せてくれるのか。今、注目の選手だ!
【森薗美咲】
’90年生まれ、東京都出身。現在日本リーグ一部日立化成所属。現日本リーガー。2010年世界ジュニア団体金メダリスト
今回紹介した3名が一度に集結する可能性の高い大会が以下の要項で開催される。気になる選手がいれば、ぜひチェックしてほしい。
●「第65回東京卓球選手権大会」
3月14日(木)~17日(日)大田区総合体育館。(入場料:一般1000円/中高生500円※小学生以下は無料)。
<文/福場俊策(NANO編集部)>
’85年生まれ。島根県出身。役者/MSエンタテインメント所属。卓球歴20年。卓球の名門上宮高校(大阪)出身。大学院卒業後某大学の体育教員として着任。若くして女子卓球部監督を務め、授業では2年間でおよそ1000人の学生へ卓球を指導した。その後、役者を目指し大学教員を退職。現在は役者として舞台、映画、ドラマを中心に活躍中。http://ameblo.jp/babin0707/
今大会女子シングルスでは「天才小学生」、平野美宇選手を実力で上回り快勝。「天才小学生」の勝利を信じる多くの報道陣を唸らせた。重本は四元同様に、卓球にある暗いイメージや地味なイメージからの脱却のため、女性らしいウェアを着用することが多い。中でもワンピース風ユニホームは会場をパッと華やかにしてくれる。可愛くてキュートなウェアを着用してプレーする理由の一つは、女性が卓球へ参加しやすくなるようにと願いが込められてのこと。
【重本幸恵】
山口県出身。現在日本リーグ一部サンリツに所属するトッププレヤー。現日本リーガー。平成17年度全日本選手権大会の女子シングルスでベスト16入りした実績を持つ
◆福岡春菜(中国電力所属) 福原愛より豊富な16種の「王子サーブ」を操る
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