更新日:2014年09月11日 00:55
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大流行「ハーレムシェイク」を日本人がやると非難殺到!?

アメリカではフライト中に機内でハーレムシェイクを撮影し、大問題に

 今、ネット上では奇抜な格好で仲間たちと踊りまくる動画が大流行している。その名も「ハーレムシェイク」。ブルックリン出身のDJで音楽プロデューサーのBaauerの「ハーレムシェイク」に合わせ、「開始15秒間は一人がゆったり踊る」「曲調が変わった後半15秒以降、それまで静かだった周囲も激しく踊り出す」というもの。学校や職場では仲間たちとハーレムシェイク動画を作成し、続々とYouTube上にアップしているのだ。 ⇒【動画】ハーレムシェイク・その1 https://nikkan-spa.jp/408097
 発端は2013年2月。オーストラリアの若者がハーレムシェイク動画をYouTubeに投降したところ、1か月で閲覧回数が1900万回を超える大ヒットとなった。これが引き金となり世界中でハーレムシェイク動画が投降されるようになったのだが、早くもトラブルになっているケースも。  オーストラリアの金鉱山では、労働者が作業中にハーレムシェイクをやっているのを見た雇い主が「安全規則に違反」と15人をクビに。アメリカではフライト中に機内で大人数がハーレムシェイクをしている動画が投降され、連邦航空局が調査を開始。エジプトでは半裸で踊った4人が逮捕されるという事件にまで発展した。 ⇒【動画】ハーレムシェイク・その2 https://nikkan-spa.jp/408097
 そんな危険と隣り合わせのハーレムシェイクだが、日本でもすでに大流行中。とりわけ、“オサレ”な業種の人々が会社単位でハーレムシェイクに取り組み、YouTubeにアップしているものが目立つ。 ⇒【動画】ハーレムシェイク・その3 https://nikkan-spa.jp/408097
⇒【動画】ハーレムシェイク・その4 https://nikkan-spa.jp/408097 http://www.youtube.com/watch?v=sTm7qkOOQqo  参加している人たちは当然ながら楽しいはず。それは動画からも伝わってくる。しかし、これらの動画をフェイスブックなどでアップし、なかには友人や取引先に「ハーレムシェイクしました! ご笑覧くださいな!」と送りつけてくる“オサレ”すぎる輩までいるという。実際、「ハーレムシェイクを無理やり見せつけられた」と愚痴る人は意外と多い。 「メールにURLを張り付けて送られてきたんだけど、こんな結婚式のくだらない余興の練習みたいなやつ見せられて、私はなんて返信すればいいのでしょうか?」(28歳・OL) 「リア充の極み。あの着ぐるみとかホントにサムい。最初に一人で踊ってる人はその会社の面白キャラとかなんだろうけど、そんなこと見せられてるこっちはわかんないし。見知らぬ会社の忘年会に無理やり引きずり込まれた印象。完全にソーシャルハラスメントですよこれは」(34歳・公務員) 「フェイスブックに上げてるバカがいっぱいいますね。学生みたいなもんは気楽な身分だからやってもいいと思うんですけど、会社の看板掲げて能天気に投稿しているのはどうかと思う。コンテンツとして面白ければいいんだけど、結局面白いのはやってる奴らだけ。『会社の忘年会で流すだけにしろ』って感じ」(33歳・飲食業)  さすがに日本ではクビや逮捕にまで発展することはないと思われるが、思わぬところでイラッとさせる可能性を存分に秘めているハーレムシェイク。もし、ハーレムシェイクをやろうとしているなら……ハーレム感はほどほどに、陰でこっそりシェイクしたほうが賢明なのかもしれない。 <取材・文/ナカソネ>
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