【SKE48】第64回紅白歌合戦で大ジャンプを決めたニューヒロインに注目
12/31、SKE48が2年連続となる紅白出場を果たした。
多くの人にもっとSKE48のことを知ってもらいたいとさらなる飛躍を誓い、パフォーマンスをやりきったメンバーたちを振り返る。
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曲中パフォーマンスでは、いつもと違った『賛成カワイイ』の振り付けで、可愛らしさのなかに、SKE48がもともと持つ“元気で潑溂としたカッコ良さ”をアレンジで加え、グループの勢いや力強さを示す。
そして、今年大技に挑戦し、会場を盛り上げた人物を紹介する。
彼女の名前は山田みずほ。通称ちょきんちゃん(名前がみずほで、キャッチフレーズが、「みなさぁんの愛をちょきんしてねぇ」という言葉ではじまるため)、初期にはメンバーからうさぎと呼ばれていたこともあり、いまでも一部メンバーからはそう呼ばれている。そんな彼女がチアリーディングのジャンプにトライしたのだ。
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彼女は’13年の10月に神戸で行われたコンサートで研究生から昇格を果たしたばかりのメンバー。4月に行われたガイシホールでのコンサートの際にも、メンバーの昇格発表が行われたのだが、山田みずほは同期のメンバーが続々昇格するなか昇格できず涙を流した。研究生公演でセンターポジションに入るなど、頭角を現していた時期の発表だったため、落胆したファンも多かった。その後、彼女自身も奮起、ファンもニッポン放送のラジオ内で行われた「AKBグループ研究生オールナイトニッポン総選挙」で彼女を圧倒的な数字で1位にするなど、内外からの評価を高めた。そして今や『賛成カワイイ!』のカップリング『石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?』で紅組センターを、そしてAKB48じゃんけん選抜が歌う『鈴懸なんちゃら』のカップリングであるSKE48の楽曲『Escape』でもセンターを任されるなど、一気に推されはじめているのだ(松井珠理奈が参加するSKE48のグループ曲で、他のメンバーがセンターをやるのは異例)。
彼女は100mを13.1秒で走り、走り幅飛びでは5.20mを飛ぶ(名古屋市大会優勝歴あり)など身体能力は抜群。アスリート志向の強いSKE48としては待望のメンバー覚醒と言ってもいいかもしれない。
ただ今回は、下で土台を作った梅本まどか、竹内舞、井口栞里、内山命の頑張りがあったことも決して忘れてはいけないだろう。
一丸となってその勢いを示したSKE48の2回目の紅白歌合戦。個人個人の知名度はまだまだだが、山田みずほのようなメンバーが1人でも多くフィーチャーされ、今後、成長することを期待したい。
※そのほかのSKE48の写真は日刊SPA!にて公開中
<取材・文/ヤスオ 撮影/西田周平(リハーサル)、水野嘉之(本誌連載)>
今年は時間帯の都合上で、中学生以下のメンバーが出場することができず、54人でのパフォーマンス。しかし、参加できなかったメンバーからはサブライズで歌唱中に使う紅白の旗に寄せ書きがされており、それを参加メンバーが掲げ、心はNHKホールにあるという思いを見せた。
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