「結婚は恋愛の延長線上にある」と思う女は結婚できない
◆結婚の才能がない!ってことに気がつかないアラサー女に啞然!
「結婚できる人には才能がある。才能のない人がいくら頑張って婚活しても、無駄な努力です!」
と豪語するのは『バブル女は死ねばいい』の著者、杉浦由美子さんだ。彼女の語る結婚の才能とはどういったものなのだろうか。
「結婚をしている、もしくは結婚できる女性は物事に対して打算的な考えができます。よく『結婚できない女性は理想が高く、打算的だ』と言いますが、それは逆。既婚女性のほうがより多く計算機をはじいてるものです。年収が低いとか、顔が好みじゃないとか、足が臭いとか、どこかしら目をつぶらないと結婚はできませんから」
杉浦さんによれば、確固たる結婚できないアラサー女性像というものがあるという。
「恋愛の延長線上に結婚が待ち受けていると考えている人。日常にトキメキが存在しているなんて夢見ている女性に結婚は無理です。それと同じで、テレビや雑誌が生み出したイクメン、イケダンが実在すると思っている女性もダメ。たくさん稼いできてくれて、子育てや家事にも協力的、優しくてオシャレでいつまでも奥さんを大事にしてくれる、そんな男性いるわけないですよ」
女性誌に「結婚って楽しい♪」などのキャッチが並ぶ昨今。結婚=ハッピーな出来事という刷り込みが行われてきた結果、男性が女性不信に陥っているとも。
「女性の理想郷に付き合わされ、自分の時間や世界を保てないと思いがちな人が増えています」
現代のアラサー女性が持つ、根拠のない前向きさが、男性を結婚から遠ざけているのかもしれない。
<結婚できない女ランキング>
1位:結婚は恋愛の延長線上にあると思っている女
2位:男性の見た目を必要以上に気にする女
3位:イクメン・イケダンが実在すると思っている女
【杉浦由美子氏】
ノンフィクションライター。団塊ジュニア以降の女性の消費やライフスタイルなどの取材を続ける。今秋に角川oneテーマ21 から20代女子のセックス事情のルポを刊行予定
― 結婚できない[男と女]の迷言に唖然【3】 ―
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