食器乾燥機でプラモデルを乾燥、ドライヤーで洋服の消臭ができる!?
―[あの商品の“意外な”使われ方]―
時として、決まりきった使用方法を無視して予想外の使い方をする人々がいる。果たしてこれらはイノベーションなのか、無謀な行為なのか? そんな「意外な使用方法」を集め、検証してみた。
◆頭を使って使い回せば趣味、家事のコスト節約に
狭い部屋をさらに狭くしている家電も、豊かな発想を駆使することで、意外な使い方をしている人がいる。
「高圧洗浄機で風呂のカビ取り」(40歳・男)や「電子レンジでスポンジの消臭」(38歳・女)などのように家事に活用する人もいるが、多いのはやはり趣味。
「『ホタルック』という蛍光灯が水槽の照明灯として使えるのは観賞魚愛好家の間では有名。水槽用の照明は高価なので、こだわりたい人以外は蛍光灯を使っています」(29歳・男)
「収入は平均レベルだが年代物のワインにハマってしまった」(45歳・男)ゆえに、「小型の冷蔵庫をワインセラーに活用。DIYショップで材料を購入し、冷蔵庫の温度を制御する装置をつければ総計2万円程度で完成」(同)、「せっかく買ったルンバだけど今は猫が遊び道具として活用している」(36歳・女)。
ただでさえ家計に響きかねない趣味。だからこそ、知恵を巡らせて既存の家電を活用するという人が多いようだ。ただし、目的外使用はトラブルのもとにもなりかねない。電化製品ならばなおさらだ。自己責任の範囲内で、賢く使いこなしたい。
●食器乾燥機(山善)⇒プラモデルを乾燥
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