『日本書紀』によれば、持統天皇は兵士・大伴部博麻(おおともべのはかま)に「朕嘉厥尊朝愛国売己顕忠」――朕(ちん)、厥(そ)の朝を尊び国を愛(おも)ひて、己(おのれ)を売りて忠を顕(あらわ)すことを嘉(よろこ)ぶ――との勅語を与えた。これが愛国の由来とされている。(写真は博麻の出身地、福岡県八女市の北川内公園にある顕彰碑)